「ははは。そんだけ旨そうに食べてもらえれば料理人冥利につきるな」CV:諏訪部順一
概要
食堂「洋食のねこや」2代目店主。30代半ばの男性。
先代店主であった亡き祖父から、店と土曜日の「特別営業」を受け継いだ。
真面目で面倒見の良い人柄。
特別営業を趣味と位置づけており、利益を出すことよりも客に旨い料理を提供することに重きをおく素朴な人物。
独身であり、大学時代に女性との交際経験はあったが、その時に色々あったらしく、将来結婚する気は無いらしい。
能力
・店主は普通のおっさんです。料理以外できません。(Web小説版・各話前書きより)
高校時代に中華料理屋、大学時代には喫茶店のキッチンなど、様々な料理屋でのバイト経験を積んでおり、レパートリーは豊富。
師匠である祖父ともども、得意なものはもちろん洋食。
その経験から来る料理の腕は確かなもので、アレッタは店主の手際の良さを見て「まるで魔法のようだ」と驚いていた。
祖母は異世界での実力者であったものの、店主自身は地球側の人間であるため、戦闘力はほぼ皆無。
だが学生時代から特別営業に馴染んでおり、武装した人間、亜人や魔物も平然と『お客様』として応対する。だいぶ肝が据わっている。
各メディアでの違い
小説版(Web版・書籍版共)では、口絵で赤いバンダナを巻いた店主の後ろ姿が見えるのみで顔は出ていない(既刊4巻現在)
『腹が出始めた事を気にしている』という描写があるが、後のメディアではスマートに描かれている。
マンガ版では髭はうっすらと生えている程度で、髪を後ろに纏めている。赤いスカーフを着用。
アニメ版では整った口髭と顎鬚を蓄えたダンディな中年(メイン画像)
pixivにアップされているイラストは基本的にこのバージョンが多い。
本名が不明であるため、ピクシブではこのタグで作品が登録されている。
祖父やWeb版に登場した姪(兄の娘)の苗字から、姓はおそらく「山方(やまがた)」。
かつて働いていた中華料理屋の奥さんからは「マコくん」と呼ばれたこともある。