加藤希里
かとうきり
概要
CV:逢坂良太
生徒会庶務(2009年12月~)。
1年D組3番。1993年4月8日生まれ。3本のヘアピンを着けた銀髪が特徴の長身の男子。
実は忍者の末裔であり、祖先は「飛び加藤」として有名な加藤段蔵であるらしい。
幼い頃から忍術の修行を受けており、全方位から発射されるライフル、マシンガン、拳銃等による100発を超える銃弾の一斉掃射を全弾切り払うなど人並みはずれた身体能力を有しているが、周囲に正体がばれないよう普段は運動音痴を装って力をセーブしている。
中学時代、いじめを受けていた友人・木原を救おうと当時の担任の轡大二郎に事実を告発したところ、木原もろとも轡から疎まれ、クラスで孤立させられた経験があり、そのために今度は自らの手で教師の勝手にさせない、生徒だけが自由になる学校を作ろうと、生徒会長の座を狙って生徒会に志願してきた。
前述の過去から周囲の者を信用しておらず、会長の椿の指示を無視して単独行動に勤しんでいるが、それが原因で丹生を傷つけてしまうなど問題を起こしている。
過去に集団に絡まれていたところを一度鬼姫に助けられている。
※以下、原作第176話以降を未読の方はネタバレ注意
開明学園に赴任してきた、中学時代に自分といじめを受けていた友人・木原を孤立させた教師・轡大二郎がヒメコに対し過去のことを持ち出して非難しているのを見かけ、それを撤回しろと責め立てるも、その言葉を聞き入れないどころか、中学時代に孤立させた自分のことすら覚えていないという発言に怒りが爆発し、ネット上の動画サイトに轡を断罪する様子を中継した。
しかし、その映像から場所を割り出したボッスンと共に駆けつけた椿の説得と「仲間を見捨てない」という言葉に、最後まで轡に手を上げることなく解放した。
結局ヒメコを罵倒する言葉に堪えきれず轡を殴ったボッスンと共に2週間の停学処分を受けたものの、椿のはたらきかけと動画を見ていた懲罰委員会からの同情意見によって退学は免れることができた。
その後は改心し、自分を見捨てずに仲間だと言ってくれた椿に対して「命に換えても守る」と忠誠を誓うようになる。また、単独行動を取っていた頃とは違い、生徒会の一員として、仲間や生徒のサポートに全力で努めるようになった。