扶桑姉妹
ふそうしまい
概要
主に扶桑と山城が同時に描かれたイラストにつくタグ。『艦これ』でも数少ない両思いなシスコン姉妹でもあり、そのためにセットにされやすい。
この扶桑型戦艦姉妹は揃って欠陥を持って生まれた艦であり、数々の不運に見舞われた末に壮絶な最期を遂げた史実での悲劇を反映してか、ゲーム中での性能も運の値が初期状態で「5」という低さである(平均的な運の数値は10)。
また、ゲーム的なifとして、史実では計画止まりだった航空戦艦への改造も可能なのだが、戦艦、航空戦艦どちらにしても何らかの艦の下位互換的な性能に留まっている。じゃあ低性能の代わりに燃費が良いんじゃないかと思うが特にそんな事もないと言う有様である(※ただし、下位互換扱い以外は戦艦相応であり、火力も装甲も並外れて低いわけではない)。
自他共に認める不幸姉妹でもあり、ファンの間では改二によるリベンジが期待されていた。2014年10月24日のアップデートにて姉妹共に改二が実装され、火力強化や艦載機搭載数にバラつきができ(特に第4スロットに艦載機を多く搭載できるように)持ち味を活かせば性能面で大幅な優位に立てるようになった。加えてpixivではその美しさを讃えるタグまで成立しており、見事にファンの願いは叶えられている。
しかしながら、改二実装の当日は改修工廠の利用が解禁となった日でもあり、提督達の注目がそちらに分散してしまったのは言うまでもない…。
性格は姉の扶桑はかつての史実の海戦で経験した不幸のせいか儚げ。何もなくても空を見上げてはため息をついている。性能面でのコンプレックスから、伊勢や日向にライバル心を燃やしたり、防御力や速力が無いことを気にしていたりといじらしい所がある。
妹の山城は、不幸のせいで何かとイジけており、やや性格がヒネくれてしまっている。また、姉の姿が見えないと不安になるなど、より依存心が強い性格になっている。しかし、MVPを取ると半信半疑の末に無邪気に喜ぶなど、根は悪い子ではない。
二人は期間限定ボイスの追加が多い艦娘でもあるのだが、限定ボイスではそれぞれ「山城、」「扶桑姉様!」とお互いを呼ぶ声から始まるのが半ばお約束になっている。
ちなみに公式4コマでは、運の低い艦娘をお茶会に誘っており、二次創作では彼女達にお茶会に誘われると「不幸艦組」に決定されるというネタにもされている。
参加条件は運の数値の初期値が10未満か、史実において不幸なエピソードがあること。
26話の時点で陸奥と翔鶴は既に参加済みであり、大鳳が勧誘されている。
以下候補
が上記の予想に反して123話で合流した独空母で史実では未成艦に終わったグラーフ・ツェッペリン(初期運:4)を勧誘。その後は勧誘活動自体が鈍化したのか、同様の経歴の持ち主である伊空母アクィラ(初期運:5)が156話で合流したがこちらは勧誘されていない。196話で艦隊に合流した綾波型6番艦の狭霧(初期運:6)を勧誘している為全く勧誘をやめたわけでは無かった様だ。