すべての悲しみを忘れるのです
概要
CV:小柳洋子
身長173cm。
1000年前、歴史上初めて『シン』を倒した伝説の召喚士。その後も死人としてスピラにとどまり、ザナルカンドに辿り着いた召喚士に究極召喚を授ける。夫ゼイオンと共に『シン』を倒した伝説的な召喚士として、大召喚士には数えられず別格扱いを受けて敬われている。スピラの人々には「ユウナレスカ様」と崇められ、神に近い認識を持たれている。
またユウナの名前はユウナレスカに由来している。
ストーリー上では、ザナルカンドのエボンドーム最奥部にて、ユウナ一行に究極召喚の真実を告げ、究極召喚の会得を拒否したユウナ達の前に立ちはだかる。
10年前、アーロンに致命傷を負わせたのもユウナレスカであり、アーロンの顔の傷はその時のものである。
最後は一行に敗れた後、スピラが悲しみの螺旋へと落ちていくのを嘆きながら消滅していった。
比較的難易度の低い本作のバトルでは、シーモア・終異体と並ぶ強敵&トラウマボスであり、エロからグロへ変化するインパクトも相まって、印象の強いボスの一人ではないだろうか。
続編『ファイナルファンタジーX-2』ではアンダーベベル・第80層でその姿を見ることができるが、魔物となって襲いかかってくる。
因みによく忘れられるかあるいは元から知らない人も多いかもしれないが、実は彼女は1000年前のザナルカンドの指導者エボンの娘、つまりラスボス(一応)の娘ということになる。
戦闘
第一形態
普通のユウナレスカである。この時点ではまだエロい。普通に戦っても簡単に勝てる。
第二形態
ユウナレスカを引っこ抜いたら髪の毛が化け物だった、みたいな感じ。もうここら辺で神話のスキュラの様な異形の片鱗が見える。ゾンビ系や毒といったバステ誘発の技や魔法を多用してくる。回復係がいないと多少大変になるが、ゾンビ被害者は絶対に残すべし。なぜなら・・・・
第三形態
こいつがいるからである。
見た目のおぞましさは言うまでもなく、それに加え異常な体力と凶悪な技を多数持つ超難敵。
中でも特に恐ろしいのがしょっぱなに放つ「オーバーデス」である。生きているキャラクターには100%命中、食らった者は魂を吸い取られて砕かれて殺されるというもの。演出も残酷なら威力も残酷である。
これを逃れる方法は「ゾンビ状態である」事のみ。「DEATH」を「OVER」している者でなければこの攻撃には耐えられないのである。しかも複数回発動するため、最初回避したからと言って万能薬を使って治すのはまったく無駄。以降は多少の弊害に耐えつつ、全力で叩き伏せるのだ。
ちなみに、神格化されるほど聖なる存在であったはずなのに戦闘では「死をあやつるもの 聖なる力に弱い」と表示される。