概要
前期では近藤らが生活する115号室の部屋長。別名「鬼の坂木」。高知県高知市出身。私立土佐筆山高校卒業。1月3日生まれ、身長165cm、体重55kg、血液型はA型。喫煙家。校友会は特技である剣道部に所属。中期では113小隊の小隊学生長。
一見クールな一匹狼のように見えるが、本性は別名の通り、鬼の様に厳しく、下級生に腕立て伏せ、空気イスなどの過酷な特訓を強いる。また、下級生に理不尽な事態を与えることも多い。いずれも有事の際に多発する理不尽に対応する際の反応速度を高めるため、あえて理不尽に接しているためである。近藤が沖田の反省文を手伝った際は「沖田の理不尽に立ち向かうチャンスを奪った」として、近藤に対しさらにキツイ理不尽をさせた。但し暴力や鉄拳制裁はほとんど使用せず、あくまで口調と威圧で下級生たちを圧倒している。
しかし評価するべきところはきちんと評価する。例として自身が担当する部屋で起きた諸問題を近藤が解決してきた際は、それを褒め称えている。
中期では近藤と土方が同室となっているが、これは仲間を大切にする近藤と、組織を重宝する土方を同室にすることでお互いの足りない部分を補い、2人をより立派な学生にする坂木の狙いによるものである。
なお、近藤については、自身の方針に反発したことで「どんな状況でも本音を言える」と目を付けており、近藤が小付になってからも2人が対面する場面がしばしばある。また、近藤が航空要員に志願したのは、坂木が自身にとっての目標だと考えたためである。それを知った坂木は近藤の前ではスルーする素振りを見せたものの、内心では喜んでいる節が見られた。
近藤と同室の沖田については父親が海上自衛隊の海将補という立場なのにダメっ子という事もあり、近藤と同様重点的に厳しく接している。このためか校友会は自身の剣道部に強制入部させている。そのせいか近藤より沖田との付き合いが長くなり、沖田はコント大会で坂木の見事に再現された物真似を披露し、優勝している。
1学年の岡上乙女は妹であるが、両親(父親は自衛官)が離婚しているため違う苗字となっている。また、このことは4学年と近藤以外には秘密にしている(近藤は偶然知ったため、坂木に4学年以外に漏らさないよう口止めされている)。また、シスコンを匂わせる場面も度々見られる。