概要
和風伝奇シミュレーションゲーム『一血卍傑』に登場するキャラクター
実質的な主人公である雷の軍神タケミカヅチと、同じく軍神であり第一部のキーキャラクターであるフツヌシのカップリング。
双璧と呼ばれ並び称される旧知の間柄でもある。
本編
主人公であるタケミカヅチ曰く「俺の兄弟のようなものだが」という紹介の後に登場するフツヌシの実際の距離感は「兄弟」「盟友」と呼ぶにはあまりに近く、多くのプレイヤーを困惑させた。タケミカヅチに過剰な執着を感じさせるフツヌシと、「あまり会いたくない」と口では言いながらも気を許している様子のタケミカヅチ、といった雰囲気で第一部の序盤は行動を共にするが――?
祭事や英傑伝承にて(軽度のネタバレ有り)
卍傑伝承第一話「忘れられない旅の思い出」
初期から実装されていた伝承ということもあり二人の関係や雰囲気は第一部序盤のものに近い。
双璧の関係に惹かれたプレイヤーにとってはまさに基本といった初期伝承だが、第二部が完結して祭事や小話などでも出番の増えた今こそ、もう一度読み返してほしい伝承である。
卍傑伝承第二話「もうひとつの分身」
シチュエーションは第一話と同じく交渉任務の帰り。
まるで子供のように駒回しや影踏み鬼に興じるふたりの様子を見ることができる。
第一話の時点からもタケミカヅチにとってフツヌシが素を見せられる相手であることは窺い知れていたが、第二話ではより素直な心情を聞くことができる。
【福袋】タケミカヅチ
お正月に期間限定で販売されていた色違いの白い衣装を纏ったタケミカヅチ。
フツヌシとの卍傑伝承ではなんと酔った挙句に脱衣し「君も脱げ」と迫る様子を見ることができる。これまでとは逆に迫られてタジタジになるフツヌシの姿は必見。
【体操服】クウヤの英傑伝承
タケミカヅチは名前のみの出演だが、クウヤの企画した運動会にて実況を任されたフツヌシが尋ねられてもいないタケミカヅチとの思い出を語り始める。卍傑伝承二話にてふたりが遊戯遊びに興じていたことを思い出しながら彼の話を聞いていただきたい。
カグツチとタケミカヅチの卍傑伝承
フツヌシの出番は無いが、タケミカヅチが本気で面倒だと思っている相手には基本的に構わない事、更に第二話では池を泳ぐ鯰に対し我を忘れるほど興奮して激昂する姿が見られる。フツヌシとの卍傑伝承で鯰料理に気分を悪くしていた様子を思い出しながら見るとフツヌシが笑っていた気持ちが分からなくもない。
神代八傑出会いの物語
直接的な出番は無いが、ラストシーンにて八傑達に食事の準備ができたことを伝えるタケミカヅチと一緒にいるらしいフツヌシの会話が聞こえてくる。タケミカヅチにしては珍しい軽い冗談を織り交ぜたやりとりからも、ふたりの穏やかな様子が伝わってくる。
八百万大感謝祭
虹水晶を探して「桃源郷」を目指すタケミカヅチたちへ、ウカノミタマやククノチと共にフツヌシがおにぎりを持って登場した。「私もついて行こうか?」と心配そうな表情を見せるなど、当時まだ本編が第二部進行途中だったこともあり感慨深いものがあった。
尚、ここの短い会話でタケミカヅチはフツヌシに三度も「ありがとう」と言う。
神族ツイッター総選挙企画
「フツヌシとは双璧を為す」と自己紹介するタケミカヅチと「私の兄弟は今日も頼もしい」と司会進行ポジションにも関わらず神族全員が揃っている前で隙あらば惚気てくる双璧の様子が見られた。自分を語る上で相手の存在は欠かせないと言っているようなものである。
※ちなみに週末小話の「十月七日 土曜日」にて神総選挙で優勝したときの予行練習で盛り上がる八傑と双璧の微笑ましい様子を見ることができる。
「助けて、タケミカヅチ!」
ツイッター総選挙にて上位に入った英傑4柱が登場する物語
「最近タケミカヅチの様子がおかしい、無理に平静を装っている」と会話するスザクとタケミナカタの会話にひとりだけ違和感を覚えるフツヌシの様子からも、タケミカヅチはフツヌシの前では自然と素が出てしまう相手だということが改めてよく分かる。
タケミカヅチの親愛度レベル75ボイス
フツヌシが度々親愛度ボイスにてタケミカヅチを引き合いに出すのに対し、タケミカヅチは親愛度75にてようやく「共に国譲りを果たした盟友」のことを話題に出す。
彼がフツヌシのことを特別な特別な相手だと思っていることが伝わってくる台詞である。