曖昧さ回避
概要
死者を水に流したり海に沈めたりして、母なる海へと帰す。
軍民・宗派問わず洋上で死者が出て搬送が困難な場合は世界的に水葬が行われる。また、軍隊では水葬の際に死者を弔うため弔銃(又は弔砲)といって空砲を上に向けて発砲する。(葬儀に限らず軍隊の礼儀としての発砲はすべて空砲)
ちなみに、日本の場合は船員法15条に基づいて航行中の死者に対し、所定の条件を満たしたときのみ船長の権限にて行われる。自衛隊については基づく法と条件が多少異なる。これらに該当しない場合、日本では死体遺棄罪になるので注意。
肥満体の場合、火葬場で火事が多発する事、土葬が厳しいなどの観点から水葬する事が望ましいと言える。
但し、川で埋葬すると健康被害が出るので海で埋葬する方が望ましいと言える。
関連タグ
宇宙葬:SF作品では船員の水葬と同じ形で宇宙空間に棺を流す事が多い。特に「宇宙戦艦ヤマト」シリーズでの描写が有名である。また、現実でも宇宙空間に遺骨を散骨する形などで宇宙葬が行われているが、スペースデブリの増加につながるとして否定的な意見も出されている。
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