元ネタ
映画イレイザーの終盤に登場する、主人公ジョン・クルーガーの協力者。
元マフィアのジョニーの従兄弟であるトニー率いる組合員たちは、自分たちが牛耳るボルチモア港でよそ者が勝手に荷物の積み込みを行っていることに激怒。ジョニーの口利きと利害の一致により、クルーガーの協力者となった。
…で、ここまでならばアクション映画にありがちな「単なる主人公の引き立て役」なのだが、ところがどっこい、こいつらの活躍はすごかった。
- 闇取引が行われている立入禁止エリアの入口で騒ぎを起こして警備をひきつけ、クルーガーの潜入を支援「俺たちは港湾労働者組合のもんだ…」
- 一瞬の隙をついて入口に集まった武装警備員たちをブン殴って全員倒す「組合を舐めんじゃねえよ」
- 普通のスコープ付きボルトアクションライフルで、作中最強の銃であるEM銃(生体反応探知スコープ付き)との狙撃対決に勝利
- クルーガーに向かって発砲するロシアンマフィアどもを、前述の警備員から奪ったサブマシンガンの一斉射でなぎ倒す
相手がただのカカシだったのか、組合員が全員元コマンドーだったのかは不明だが、兎にも角にも強い。「お前らのような組合員がいるか。」と言いたくなること請け合いの大活躍である。
ネット上における組合員について
前述のような活躍から、アーノルド・シュワルツェネッガーや本作のファンのことを「組合員」と称するようになった。
ニコニコ動画におけるコマンドーMAD、Twitter上での実況などで組合員の数は増えつつある。
特にTwitterでは洋画がゴールデンタイムに地上波放送されると、組合員が#commandoのハッシュタグをつけ実況に興じている。邦画が放送されている時でも組合員がいることがあり、最近では普通のアニメすらコマンドー実況する猛者がいる。
余談
- 我が国にも現実に全国港湾労働組合連合会や全日本港湾労働組合、日港労連・港荷労協という組織が存在する。
- 捩って(または聞き間違いから)「公安労働者組合」と言われたり、表記されることもある。どちらにしろ組合員は変わりないが。