概要
長身の瓜実顔に丸眼鏡、白衣またはトレンチコートに帽子姿で描かれることが多く、額にはザレム市民の刻印がある。物語の舞台となるスラム街「クズ鉄町」でサイボーグ相手の診療所を営んでおり、スクラップ置き場で保護したサイボーグの少女に新しいボディと「ガリィ」という名前を与えた。
一見すると気弱でお人好しな好青年に思えるが、実は夜な夜な愛用の武器(ロケット仕込みのハンマー)を携えて「ハンターウォーリア(賞金稼ぎ)」として街をうろつき、己の殺人嗜好を賞金首狩りで満たす危険な人格を秘めている。他にも邪魔な人間を躊躇なく殴り倒すようなことも度々あり、ガリィに対して「美しい少女に育て上げたい」という親心以上の過剰な思い入れを込めていたりとなかなかのやべぇ奴であったが、物語が進むにつれてそういった性質は(ガチ狂人のディスティ・ノヴァ教授の登場もあり)徐々に薄まっていった。
OVA版での声優は苅谷俊介。だが一部のファンの間では田中秀幸のイメージで定着している様子(わかる)わかる)
実写版映画「アリータ: バトル・エンジェル」ではオーストリア出身の俳優クリストフ・ヴァルツが演じる。
額の刻印がなかったり、名前が「ダイソン・イド」となっていたり変更点が多い。