木城ゆきと

きしろゆきと

日本のSF漫画家。代表作に『銃夢』シリーズ。

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概要

1967年3月20日生まれ。東京都生まれ、千葉県・茨城県育ち。男性。

茨城県立筑波高校卒業、つくば市在住。

幼少の頃から絵や漫画を描くことが好きで、しかも人物ではなく怪獣ばかり描いていたという。高校生の時、読み切り作『気怪』（小学館・週刊少年サンデー）でデビュー。

1991年、『銃夢』（集英社・ビジネスジャンプ）の連載を開始。サイバーパンク世界を舞台に、伝説的な格闘技を身につけたサイボーグ少女ガリィの活躍と成長を描くも、当初予定していなかった結末で1995年に連載を終了した。

その後、銃夢の世界設定からのスピンオフ作『灰者』、ファンタジー漫画『水中騎士』（両作ともウルトラジャンプ）の連載の後、2000年から銃夢の本来の結末を描くべく『銃夢LastOrder』（ウルトラジャンプ）の連載を開始。しかし、同作と並行して刊行されていた銃夢の新装版における表現規制を巡って集英社との間に対立を生じ、2011年に講談社イブニングに移籍して『銃夢LastOrder』を継続。2014年に連載を終了した。

2014年よりイブニングにて、銃夢シリーズ最終章『銃夢火星戦記』を連載中。

一貫してSF漫画を描き、描き込み量の多い画風が特徴。またコンピュータを用いた作画にも早くから取り組んでいた。時期によって細い主線の作品と太い主線の作品とがあるが、画風の固定化を防ぐために意図的に変えているとのこと。

『銃夢』は、2019年に20世紀フォックス制作のアメリカ映画『アリータ：バトル・エンジェル』（アリータは主人公ガリィの英語版での名前）として実写化された。