概要
東方Projectに登場する本居小鈴と稗田阿求のカップリング。
二人の交流は小鈴が初登場した『東方鈴奈庵』で様子に描かれている他、他書籍作品でもともに描かれることがある(例えば『東方茨歌仙』)など、作中の複数の場面で共にある様子が見られている。
二次創作では二人のカップリングについては「あきゅすず」が用いられることが多い。
カップリングとしての詳細も「あきゅすず」記事を参照。
東方Projectのファンコミュニティではカップリング的な左右前後の意味をそのカップリング名に含んで用いることもあればカップリング名の前後または左右が必ずしも攻め/受けを指すものもではなく広く二人のカップリング性を表現することもあるという慣習がある。一つのカップリングフレーズで二人にまつわる世界観全般を包括することがある、というのが特徴と言えるだろう。
例えば「すずあきゅ」であれば厳密なカップリング性の立場を前提とするときは小鈴(すず)が各々の攻め的立場、阿求(あきゅ)が各々の受け的立場であると読み取ることが出来るが、東方Projectのファンコミュニティではその限りではない。
もちろん個々の運用の場面において使用者としてこの左右前後の意味を込めてカップリング名を使用することもできるし、読み手・言葉の受け手としても文脈から特別な攻め受けの関係性があると理解・解釈するのがより適切となる場合もある。
小鈴と阿求のカップリングの場合は先述の「あきゅすず」で統一されることが多く、「あきゅすず」には上記のような「すずあきゅ」的な二人の人間関係の力学による創作アプローチも含んで理解されている。
しかし同時に対極のカップリング名の運用が否定されているという事はなく、「あきゅすず」が用いられることが多いが「すずあきゅ」もまた用いられる、といった共存の間柄である。
「あきゅすず」で「すずあきゅ」を表現することも出来るし「すずあきゅ」も「あきゅすず」を含むことが出来る。同時に、名称で固有の関係性を表現することも出来る機能も並存している。