概要
あすここことは松井文庫所蔵の『百鬼夜行絵巻』に見られる妖怪。
黒い靄の中を様々な化け物の顔が飛んでいる姿であるが、絵巻には解説文が無く詳細は不明である。
あそこ(あすこ)此処(ここ)、此処彼処(ここかしこ)、あちこち、そこかしこに化け物がいるという意味。もしくは呱々(ここ:産声)のような声を上げる、明日、古古古と過去へ時を巻き戻す力を持つなどの解釈もされている。
創作での扱い
妖怪始末人トラウマ!!
魔夜峰央の妖怪漫画。「妖怪あすこここ・水仙女」の回に登場。
水仙女の用心棒的な妖怪で、霧にまぎれトラウマと貧ちゃんに多方向からの攻撃を仕掛けた。
正体は長い首を持つ多頭の妖怪であり、前回に登場した双頭のどうもこうもの兄貴分であった。
あやかし百鬼夜行
周囲に仮面が飛び回る目隠れの少年。