あすこここ

あすこここ

あすここことは江戸時代の絵巻物に描かれている妖怪。

概要

あすここことは松井文庫所蔵の『百鬼夜行絵巻』に見られる妖怪。

黒い靄の中を様々な化け物の顔が飛んでいる姿であるが、絵巻には解説文が無く詳細は不明である。

あそこ（あすこ）此処（ここ）、此処彼処（ここかしこ）、あちこち、そこかしこに化け物がいるという意味。もしくは呱々（ここ：産声）のような声を上げる、明日、古古古と過去へ時を巻き戻す力を持つなどの解釈もされている。

英語ではAsukokokoと繋げて表記する以外に、Asuko-Kokoと区切って表記する事もある。

創作での扱い

妖怪始末人トラウマ!!

魔夜峰央の妖怪漫画。「妖怪あすこここ・水仙女」の回に登場。

水仙女の用心棒的な妖怪で、霧にまぎれトラウマと貧ちゃんに多方向からの攻撃を仕掛けた。

正体は長い首を持つ多頭の妖怪（同絵巻にある別な妖怪ぶかっこうがモチーフ）であり、前回に登場した双頭のどうもこうもの兄貴分であった。

あやかし百鬼夜行

周囲に仮面が飛び回る目隠れの少年。

関連イラスト

あすこここbyteraアスコココbysgg a.k.a. 599

アナタのオナマエあすこここbyひょーせんあすこここbyひとなし怜

関連タグ

日本妖怪　妖怪　多頭　正体不明