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概要編集

胴面(どうのつら)とは松井文庫所蔵の『百鬼夜行絵巻』に見られる妖怪。

頭が無く、胴体に目や口などの顔がある怪人という強烈なインパクトのある姿をしているが、絵巻には解説文がないため詳細は不明。

近年創作された似た姿のはらだしとは違い、それなりの歴史がある妖怪のようで、「どの面を下げて」のどの面からのシャレではないかと考察されている。

また、別な絵巻にはそっくりな姿のあかはだかという妖怪が紹介されている。


※pixivでこのタグがつけられている投稿は人体改造要素があるR-18Gイラストが多いので、検索には注意が必要である。


なおタグ(部分一致)では、漫画『奇面組』シリーズの二階胴面一が引っかかる。

 

創作での扱い編集

妖怪始末人トラウマ!編集

何ともユーモラスな造形の胴面だが、魔夜峰央のシリーズ作品『妖怪始末人トラウマ!』には、読者にそれこそトラウマを残す恐ろしい妖怪として登場する。

この作品での胴面は、人間を襲って中身を食らい、その人物の記憶をコピーして成りきる。普段は、仮に「お前が妖怪だろう」と問い詰められても、何を馬鹿なことをと本気で返すほど、食った人物そのもの。そうして周囲に疑われない状況を作り上げたうえで、犠牲者を増やし続ける。強いて人間との違いをあげるとすれば、肉の柔らかい子供ばかりを好んで食うため、体から甘い匂いがしていることだという。

トラウマと貧乏神の妖怪始末人コンビは、子供の失踪事件が頻発する最中、事件に関連しそうな悪夢を見続ける青年のもとへ訪れるのだが…

シリーズ中でも屈指の、悲しく残酷な物語である。


関連イラスト編集

胴面/どうのつら胴の面

関連タグ編集

妖怪 はらだし 腹出し 腹踊り

五体面 無頭人

 

刑天:けいてん。中国の神話に登場する巨人で、神に反逆したので斬首されたが、復讐に燃えるあまり乳首を目に、ヘソを口に変え、胴体に顔のある怪人という姿で蘇った。

 

デスピサロエビルプリースト(変身後):デスピサロは第5・第6形態が、エビルプリーストは第2形態がまさに胴面。そこから新しく頭が形成されたのがお馴染みの姿(最終形態)だが、胴体にある顔はそのまま。


アベコンベ:胴体に顔がある怪人。頭部(兜?)に見えるのはただの装飾であり、「ヒト型だが頭部がなく、胴体に顔がある」という意味では胴面と呼べなくもない(ただし妖怪モチーフは火車。着ぐるみなので完全に頭部がないフォルムにはできなかったのだろう)。

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