プリルラ
ぷりるら
ストーリー
不思議な国ラディッシュランド。それぞれの街で時計じかけのネジを番人が守り、時間の流れが保たれていた。しかし、そのネジを奪い、時間を狂わせる悪いやつが現われた。 危険を感じた発明家のおじいさんは街の少年・ザックと孫娘・メルの二人を呼んだ。そして、自分達の街を守るために発明した魔法の杖を託した。
ステージ3「誇大妄想家の街」
本作最大の問題点であり、本作最大の見所である。
今までのメルヘンチックな背景が一転、実写取り込み(おそらくタイトー社員)が使われた背景もさることながら、
ステージの各所も突っ込みどころ満載を通り越して、もはや製作者のセンスを疑わざるを得ない。
主な見所としては・・・
・棒に掴まってぐるぐる回転している女性(おそらく当時の社員。アーケード版と一部移植版では人物が異なる)
・その女性に蹴飛ばされるでかい顔だけの男(同上。こちらも人物が異なる)
・門の両側から飛び出した女性の巨大な脚(実は男性の脚らしい)。そして中間地点にある謎の扉。
・その扉から出てくるゾウ(ボーナスキャラ)。また扉の中は宇宙空間が広がっている
・構図からしてこの門、そしてゾウが意味するのは・・・お察しください。
・背景のマリア像のような扮装の男(おそらく当時の社員)が長い舌を伸ばして舐めてくる
・トンボのような敵の編隊が「とびます、とびます」と声付きで登場
・このステージのボスは目張入之助。歌舞伎メイクした敵であり、メルヘンとはかけ離れているキャラだが、今までの展開から考えれば至って普通である
ボスを倒すと街は元通りになり、「めでたしめでたし、もう変な夢は見ないでね」のセリフと共にステージクリアとなるが・・・。
変な夢ではなくて最早悪夢としか言いようが無い。
移植
1994年にFM-TOWNS版、1997年にプレイステーション版とセガサターン版、2005年にプレイステーション2用「タイトーメモリーズ 上巻」版がでており、プレイステーション版とセガサターン版は攻略用の小雑誌や追加要素も入っている。