ファイナルファンタジーシリーズの5作目、通称FF5の主人公。
設定
20歳。放浪の旅人。チョコボのボコを相棒に、世界を旅している。
ひょんなことから王女レナを助け、異世界から来た老人ガラフと共に
風の神殿と呼ばれる場所へ行く事になる。その途中で船を入手するため
海賊のお頭ファリスを仲間にし、世界を救う旅が始まる。
性格
ぶっきらぼうで、あまり人に心を開かない。
…などという説明が公式キャラ紹介にはあった気がするが、実際は物凄くフランクな青年。
20歳という年齢にそぐわない幼い行動が多い。明るく、親しみやすいキャラクター。
古いゲームの都合上なのか、それとも単純に透明感のある性格にしたかったのか
しばしば「空気主人公」などと呼ばれたりする。特にFF5は脇役の存在感が強いため
バッツのキャラクター解釈は人によってさまざまである。
殊に後半はバッツ以外のメンバーが全員女性になるため、
見かけ上「ハーレムパーティの主」となってしまう。
そのせいか女性関係についての解釈が対極化されるフシがあり、主に
「フラグクラッシャー」「女性に無頓着」と解釈する「バッツは爽やか好青年だよ派」と
「モーションかけてるのにモテない」「恋愛対象外」と解釈する「バッツはいい人止まりの報われない男子だよ派」
に分かれている(ように思える)。
また、少数派ではあるが「バッツはモテまくってるに違いない派」や
「全員を袖にする鬼畜野郎だよ派」も存在している(と思う)。
作中では誰とも結ばれないため、そういったキャラクター解釈に至るには少々強引な理論が必要となる。
容姿
SFCパッケージ(渋谷員子)版
茶髪、ボサボサ頭、碧眼。
青いチュニックと赤いマント。
ちなみにゲーム中では全体を通してこの容姿。
ジョブチェンジ時にはさまざまな格好になる。
ゲームのみプレイしていればこのバッツ以外の容姿は想像すらつかないだろう。
天野喜孝版:
銀髪、真ん中分け。
薄手のレオタードにスパッツ。
ゲーム内イメージとは甚だしく乖離しており、
ほぼ別人である。しかし、FFのイメージイラストといえば天野喜孝氏なので
こちらのバッツこそが本家本元であると考える人も少なくない。
野村哲也版:
ディシディア ファイナルファンタジーで描かれたバッツ。
上記の2パターンを融合させている。
基本、天野喜孝版に沿って描かれている。
髪型も渋谷員子版と共通しているのは色とハネ具合のみ。
そのため、よく「別物」「2Pキャラ」扱いされる傾向にある。
野村氏も「ディシディアではバッツが一番大変だった」と語るだけのことはある。
関連イラスト
バッツ に関するイラストを紹介してください。