概要
大別すると、コビレゴンドウとヒレナガゴンドウが当てはまるが、オキゴンドウ・カズハゴンドウ・ユメゴンドウ・ハナゴンドウ・(場合によっては)カワゴンドウが区分されることもある。
(以下はコビレゴンドウとヒレナガゴンドウのデータ)
体長3.6~6.5m、最大7.2m。体重0.6~3.2t、最大4t。雄の方が大きい。
雄は、体の前方に背びれが大きくなる。
喉から胸びれの間に白い錨型の模様がある。
地方差が目立ち、同じまたは近縁種でも全くサイズが異なったりする。
ヒレナガゴンドウは北太平洋には生息しないとされているが、日本の礼文島や千葉からヒレナガゴンドウの化石が発見されており、捕鯨などの影響で絶滅した可能性が挙げられている。ヒレナガゴンドウが絶滅したニッチに入って大型・北方化したのが現在の「タッパナガ(シオゴンドウ)」であり、銚子等を挟んで南に生息しているのが「マゴンドウ」と呼ばれている。