アンヘル(KOF)
あんへる
「わたし、アンヘル19歳!メチャクチャおちゃめな女の子!」
プロフィール
概要
犯罪組織ネスツの改造人間。露出の多い戦闘服に身を包んだグラマラスな女子。おちゃらけた性格で台詞はエロティックなものが多い。同僚のK9999は相棒であり親友である。名前はメキシコの公用語であるスペイン語で天使の意。
『KOF2001』ではK9999、クーラ・ダイアモンド、フォクシーと「ネスツチーム」を組んで出場したが、組織を裏切りネスツ本拠地崩壊の混乱の中でK9999と共に消息不明となる。
ほとんどのキャラクターが何らかの格闘技かスポーツなどを元に戦闘技術を確立しているのに対して、アンヘルの格闘スタイルは「てきとー(ハート)」という異色のものである。特に「アンチェインサークル」と呼ばれるアンヘル特有だったシステム(後の『KOF XI』に登場する桃子に「ももこんぼ」として受け継がれた)は、実際に操作方法も変則的で、繰り出される技の性能にも癖のあるものが多く「てきとー」らしさが感じられる。ただし、いざ操作するとなると「てきとー」では決して勝てない、テクニカルな操作を要求される超ピーキーキャラ。
またKOF2002ではプロレスっぽい動きが散見されるようになり、中でも某最大手の超人気選手のセリフや動きが多数含まれるようになった。
ネスツ編の展開の都合上、今後の参戦は不可能と思われていたが、2016年発売された『XIV』で参戦が発表された。余談だが、MIシリーズの参戦候補にも挙がっていたらしい。
『XIV』ではメキシコチームとして参戦。メンバーにはラモンとキング・オブ・ダイナソーが加わる。ネスツ離脱後は組織の関係者から追われる身となっており、金を稼ぐために参加したプロレスの興行で共演したラモンに(駄目元で)チームに誘われ、退屈しのぎとして大会に参加した。本人の性格もあってなのか境遇に深刻さはなく、チームメイトの2人とも仲が良い。
彼女の技名は全てソウル・フラワー・ユニオンの楽曲から取られているが、膨大な派生技の一つ一つにまでつけられた難解な技名を全部覚えているプレイヤーがいたら大したものである。『XIV』では権利上の問題か単に覚えにくいからか簡略化され、アンチェインサークル技については全て動作をそのまま表したものに変更されている。