『THE KING OF FIGHTERS'94』のメキシコチーム
メンバーはリョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、タクマ・サカザキ。…まあ、要は龍虎チームの別名である。
どこがメキシコやねんとツッコミたくなるが、一応メキシコに極限流空手の道場があり、そこからエントリーし決勝に勝ち上がった為とされている。
もっとも、『KOF'94』は元々オールスター共演ではなく、オリジナルキャラのみの完全新作として当初は製作されていた。
実際はオールスターに方針転換したことで(アメリカはオリキャラ枠で使ってしまったため)メキシコに当てがわれたというのが正確なところだろう。
『THE KING OF FIGHTERS XIV』のメキシコチーム
メンバーはラモン、アンヘル、キング・オブ・ダイナソー。
今度こそ正真正銘のメキシコ人のみで構成されたチームである。
結成の経緯はメキシコ代表としてラモンが二人を各々召集をかけた、というだいぶんシンプルで分かりやすいもの。
ただアンヘルは元ネスツの戦闘員であり、ラモンは人妻エージェントと懇意であることを考えると、その背景もなんとなく透けて見えそうになる(アンヘルも気になる相手がいるようだが)。
そして残りの一人であるダイナソー。ある疑惑も存在する彼だが、あるボクサーへのリベンジを果たす為のこの姿というのだが…。
本作までにアンヘルも路銀を稼ぐためにプロレスのリングに上がっており(ラモンと出会ったのはその時)、ホームステージはKOFでは珍しいプロレスのリングである。
『XV』では『XIV』で多額の負債を抱えて失脚したアントノフがプロレス団体『G.A.W』を旗揚げチャンピオンの地位を取り戻す為にG.A.Wに移籍してきたラモン、ダイナソーと共に『G.A.Wチーム』としてKOFに出場する。一方でラモン、ダイナソーとは別行動となったアンヘルはかつての顔馴染みでもあったクローネンと手を組み誘拐同然でチームメイトとなったクーラ・ダイアモンドとクローネンチームとして出場している。なお、メキシコチームのメンバーでクリアした場合、特殊エンディングが発生し『DJ STATION』で『KOF2000』の楽曲が開放される。