概要(ネタバレ注意)
漫画『ONEPIECE』の麦わらの一味にコックという事で加わっているサンジは
敵対勢力からも戦闘能力を高く評価されているが、8歳の時に離れた生家の家業の特殊性と
独特な生育環境から、幼少時は4つ子の兄弟達から虐待を受けていた。
子供の頃からサンジに執着していて、イチジやヨンジとサンジをいじめたり剣道では決着がついたのに必要以上にサンジを叩くなどしていた。
原作では地下室での喧嘩シーンでニジがサンジの背後を取り、サンジの耳元で話す場面が描かれており、そこからファンが増え出したと思われる。更にアニメではサンジの足の間に自分の足を割り込ませたり背後から抱き付いて耳元で囁き、倒れたサンジにしゃがんで話しかけるなどの動作が更に細かく描かれていて、ファンの萌えを突いた。13年ぶりの再会シーンではニジがブロックコリーから帰還した時サンジの出迎えがないとイライラしていたが、サンジを見た瞬間嬉しそうに「サンジ、生きてやがったか、本当に!」と言い、真っ先に近づいた。その後ニジがサンジの手錠を掴み「お前にはこういうのが一番よく似合ってるな、こういう戒めがな」などと言いちょっかいを出し、手を叩かれたことで至近距離で睨み合う場面が加えられ、当時ニジサンファンを昇天させた。なお、サンジに対して思っている感情を露骨に表現し、ボディタッチも多いので兄弟たちの中では愛情表現が一番分かりやすいのかもしれない。
食事シーンではサンジと大喧嘩し、サンジがコゼットを庇ったことでサンジの部屋に気絶するまで殴ったコゼットをわざと放置するなど嫉妬心が強く、サンジに対する独占欲も強いのではないかと思われる。
終盤ではWCIから脱出しようとするサンジの身体を抱きかかえて助け、会話をしている。なお、最後までサンジをできそこない扱いしていたが、サンジのレイドスーツを持っていたのもニジである。
2次創作の中では、4つ子の兄弟ヴィンスモーク・イチジ,ヴィンスモーク・ヨンジと
一緒になって暴力的にサンジの自由や肉体を奪うという愛の形を描くものもあるが、
実は仲良し兄弟だったという設定で、ラブラブカップルや喧嘩するほど仲がいい喧嘩ップルとして描く作品もかなり多い。