へクター・バルボッサ
へくたーばるぼっさ
吹き替え:壤晴彦
概要
主人公ジャック・スパロウのライバル的存在の海賊。伝説の海賊の一人であり、カスピ海の海賊王とされる。
元はジャックの船ブラック・パール号で一等航海士を務めていたが反乱を起こし、ジャックからブラック・パール号を奪った。しかし、ジャックとの戦いでパール号は奪取され、当人もジャックとの直接対決に敗れて死亡した。
しかし、その後ジャックがデイヴィ・ジョーンズの操るクラーケンに飲み込まれたため、ジャックを救う船の船長役としてティア・ダルマの魔術で復活。ジャックらとともにジョーンズを倒した後、ジャックとギブスを港に置き去りにして再びパール号の船長に返り咲いた。
その後、黒ひげとの戦闘でパール号を再び失い、片脚も失ってしまった。そこでバルボッサは、黒髭を倒しパール号を取り返すため、一時英国王に私掠海賊として仕えた。黒ひげ討伐後、パール号はジャックの所有物になってしまったものの、討ち取った黒ひげの大剣と船を手に入れたため、再び普通の海賊稼業を再開した。
その後は、10隻の大艦隊を率いる海賊として活動しており、金銀財宝の山に囲まれた優雅な生活をしていた。しかし、サラザールの復活で自身の海賊として地位が危うくなることを悟り、「ポセイドンの槍」を手に入れサラザールを倒そうと考え、瓶に封印されたパール号を復活させジャックと共闘する。その道中、カリーナ・スミスが自身の実娘であることを知り、激しい動揺と彼女への愛情を覚える。その後、「ポセイドンの墓」のカリーナたちを救出すべく錨に乗って海底へ赴き、その最中彼女に実の父であることを伝える。執念で追いかけてくるサラザールから娘を守るため、最期はサラザールを道連れに海の中に消えていった。
シリーズを通して計3回死んだバルボッサ。一度目は悪の海賊として、二度目は海賊長として、そして三度目は娘を守る父親としての姿で海に消えた。