修正パンチ
しゅうせいぱんち
概要
修正パンチとは機動戦士Ζガンダムの物語にて、主人公のカミーユ・ビダンがティターンズのエリートパイロットジェリド・メサ、エゥーゴのクワトロ・バジーナを殴り飛ばした鉄拳制裁の事である。しかしこの修正パンチはカミーユ・ビダンだけを意味する語句ではなく、ウォン・リーという人物が圧倒的な強さでカミーユ・ビダンを虐待にも近い体罰を行った事による影響だといわれる。(視聴者から見れば理不尽だと思われるがカミーユ・ビダンがゴミ捨て場で拾ったハロに熱中していたことから、(カミーユに)落ち度があったとアーガマの大人たちに思われ、だれにも止められることはなかったからでもあった。)
またジェリド・メサは些細な事(カミーユの名前が女っぽいから小馬鹿にしたような態度を取りそれがカミーユの逆鱗に触れた)からカミーユ・ビダンに修正パンチで殴り飛ばされる事になり、これがきっかけで因縁浅からぬ関係となり、最終話でジェリドがカミーユに倒されるまでいくどとなく対峙することになった。
クワトロ・バジーナの場合はカミーユ・ビダンに「貴方はシャア・アズナブルですか?」との問いにはっきり答えなかったのが原因でカミーユの逆鱗に触れ、修正パンチで殴り飛ばされる事になってしまった。(最もはっきり答えなかったクワトロ・バジーナもといシャア・アズナブルも悪いと思われる)
ちなみに、カミーユは自身の「女のような名前」にコンプレックスを持っていたことから「男らしくあること」に人一倍拘り、身体を鍛えたりしていたため元から身体能力が高く、更に空手を学んで実戦で応用出来るレベルにまで習熟していたことから、そのパンチの威力は生半可ではない。ジェリド、クワトロ双方とも見事に殴り飛ばされている。
ほかにも鉄拳制裁行われた形跡がある。エマ・シーンが「(地球降下用の装備がなかったにもかかわらず)私も地球に降りられたのに」とこぼしたとき、アーガマ艦長になったブライト・ノアが「あとで艦長室に来い。修正してやる」と怒っていることから、敵味方・男女を問わず鉄拳制裁が頻繁に行われていたと思われる。