概要(ネタバレ注意)
漫画『うえきの法則』の登場人物の1人。本編ではカルパッチョと呼ばれているが、実際は「(スケベ変態頭)軽パッチョ」らしい。(理由は、プラス版などを参照)
ロベルト十団の参謀役や、新規メンバーのスカウトなどを行っている。だが、実際のところ、十団メンバーのなかでも非常に口が悪いうえにセクハラ紛いの行為や、仲間割れに繋がりかねない言動も少なくないため、頭脳担当としては微妙。性根に関してはロベルトもよくはないが、このキャラに至っては反省の余地も少ないため、ある意味、真の中ボスともとれる。
また、他者のバトル中の分析や、バトルが始まる前の奸計などには頭がまわるが、自分が闘う際は、自分の首を絞めるような失言や行動を連発しているうえ、能力の手際も良くないため、植木には冷淡な口調で自滅行為を呆れられ、ロベルトにも(植木とは違う理由ではあるが)レベルが低いと言われている。
おまけに、プラス版では本編以上にセクハラ行動などが多かったことが判明しただけでなく、自分の問題点を、本編終了後も全く反省していなかったことが明かされた。
能力
- 他人の能力を自分の能力に変える能力
アニメでは他人の能力をコピーする能力に言い換えられた。
「コピーする対象能力者の半径10メートル以内に24時間いること」の条件を満たすことで、味方や第三者の能力を、自分ひとりのものとして扱える能力。ただ、自分のものとした能力の発動条件も、そのまま受け継がれる。本人曰く「参謀司令官になればそれぞれの能力の限定条件を聞き出せる。まさに一石二鳥」とのこと。
また、この能力を持って「ロベルト以外の能力者には絶対負けない」と豪語しており、型にはまれば非常に強力だが、持ち主の使い方次第では相手を有利にすることも、自滅同然の出来事が起こることもしばしば。一応、敵味方も関係なく、広範囲な破壊行動に走るリスクがあるという危険要素ともとれるが、最終的に植木とテンコの連携で攻略されたため、この能力による脅威は消去。持ち主はろくに反省しなかったものの、悪事を働く手段も減ったため、悪人だが危険性が少ない小者として、ぞんざいな扱いを受けるようになった。
- 相手の思考を電子メールに変える力
カルパッチョが十団以外にコピーした能力の1つ。
ケータイのメール着信で相手の思考を文面で見ることができる能力。相手に触れる、もしくは触れられることが限定条件だが、その対象は能力者に限らず、一般人や動物も含まれていることがネックである。
- 自分の位置と相手の位置を逆の位置に変える能力
限定条件は不明。上記の電子メールの能力と組み合わせることで植木を苦しめた。