サケ(鮭)の身の色。
お寿司のサーモンや焼いたサケの身のような橙色がかったピンクをさす。
オレンジピンクの代表色であり総称。
色名にピンクがついているので
ピンクと混同されがちだが似て非なるもの。
魚肉の色が由来な為か
一般的にイメージされるピンクより
赤味が強く燈色がかっている。
乾鮭色(からさけいろ)と言うのもあり
こちらは鮭色を煤けてくすんだような色で
鮭を干して乾燥させた身の色のことをさす。
いずれにしてもサケの身色をしていれば
まとめてサーモンピンクと呼ばれるので
その色相は幅広い。そのせいかオレンジと
誤解されることもあるがオレンジではない。
ピンクオレンジという表現も語弊があり
燈色がかっているとはいえ基調は赤系統の色である。
人間の傷口や粘膜の色としてたびたび用いられる。