CDとは
- compact disc(コンパクトディスク)の略。 → 本頁で記述
- 光源の明るさを示す『光度』の単位・カンデラ(candela)を表す記号"cd" → カンデラ
- トーキョーN◎VAの用語。1.から転じて「ださい」「古くさい」という意。
- UNIX系のコマンドで「チェンジディレクトリ」、CHDIRの略。
- 飯田線を表す路線記号。
コンパクトディスク(compact disc)
物理的な仕様・規格はレッドブック、イエローブック等で決まっており、再生機器もまたその規格に沿って設計・製造されている。
CCCDなどは規格から逸脱した正規の物ではないためCompact Discのロゴはなく、正常な再生は保障できない。
CDの盤そのものが描かれている場合のほか、CDを収めるケースのジャケットイラストをイメージしている場合もある。
CDは渦巻きトラックであり、原則はシーケンシャルアクセスである。これは元々映像・音楽メディアであるため、基本的な使用方法はアナログレコードやVHSテープと同様と考えて製造コストを下げたためである。CD(及びレーザーディスク)のランダムアクセスはTOCというマスターレコードトラックにトラック番号(テープ流に言えばレコード番号)とその開始位置を記録しておくことで、擬似的に行えるようにしたものである。
また、物理的均一密度であるため、ディスク外縁のトラックに行くほどディスクの回転速度が下がる。CD(及びLD)のトラック始点は内側から始まるため、トップオープン式のプレーヤーなどののぞき窓から見ると、終わりの曲に近づくとCDの回転速度が落ちているのがわかる。
(HDDやFDDは単一速度でヘッドが常に一定の密度で読み取れるよう、ディスク外側に行くほど記録密度が薄くなる論理的均一密度である)