ウイグルとは
- 主に中央アジアに住む民族
- かつて中央ユーラシアで活躍した騎馬民族
- 漫画『北斗の拳』の登場人物。本稿で解説。
ウイグル(北斗の拳)
あ~聞こえんな!!いやがるやつの命を賭けるからおもしろいんだ!!
恐ろしく巨体で体重は300㎏(アニメではさらに増え500㎏)もある。
本人曰く蒙古の子孫とのこと。
相手の墓穴を用意させるほどの自信家。
そして残虐な奴が多い世紀末世界でも目を引くサディックな性格で脱獄者など自分に挑戦を図る者や、殺されることを嫌がる者を笑みを浮かべて殺すのが趣味という超が付くドS。
命乞いする者の声に耳を傾けながら「あ〜、聞こえんな!!」と白々しく答える台詞は名言である。
カサンドラにはトキが幽閉されており、トキとケンシロウの再会という最も避けるべき事態の阻止を託されている。
カサンドラにはラオウが拳法を奪うために投獄された者など多くの人が収容され、誰一人として生きて帰ることが出来ず、凶悪犯が哭いて出獄を乞うほどだという。
そのためカサンドラは別名を鬼の哭く街といわれ、不落のカサンドラ伝説ともいわれている。
そしてウイグル自身はカサンドラ伝説は自身の伝説でもあると自負している。
ケンシロウとの決戦では鞭を使った攻撃や自称蒙古の覇道を支えた最大の武器「蒙古覇極道」で追い詰めるが、肩を破壊されたあげく北斗百裂拳を受け自分が掘らせた墓穴に押し込められた。
しかしウイグルはこれでは死ななかった。
最後の力を振り絞って再び立ち上がり、トキとケンシロウを会わせてはならぬと部下達に伝え、今度こそ真っ二つになって本当に息絶えた。
このことからものすごく残虐であるが他の悪党とは違いラオウへの忠誠は本物のようだ。
また、配下の看守達からの信望は厚く、北斗百裂拳で倒された直後には看守達が一斉に敵討ちを図ろうとするでも場面があった。
これは世紀末世界では非常に稀な光景である。
ちなみに断末魔は「をろあ!」。