プロフィール
概要
漫画「アクタージュact-age」の主人公。自らの過去を追体験する演技法・「メソッド演技法」を無自覚に身につけた女子高生。演技に異常な没入を見せるが、暴走する欠点を持っている。
例としては、
- 時代劇のエキストラ役で、切捨御免をしようとする役者に飛び蹴りをかます
- 無人島に漂着したクラスメイト四人が、5分以内に殺し合いを始めるようにせよ、というオーディションで、本当に無人島に漂着した人間のような反応を示す(共演者は開始直後から、言い争う演技をしていたにも拘らず)
- デスゲームもので、初めて同級生が目の前で殺されるシーンにおいてゲロを吐く(流石に女優が嘔吐するのはまずいので、自ら自然にフレームアウトした)
このようなものが挙げられる。
しかし役にハマった時の彼女は、大手芸能事務所の女優ですら「本物」と認める演技力を見せつけている。その演技力たるや、若手のトップ女優・百城千世子をも喰いかねないほど。
人物
物語当初は、無感情で絡みにくい印象が強かったが、スタジオ「大黒天」のスタッフや、オーディションで同じ組になった湯島茜・烏山武光・源真咲らとの交流、そして百城千世子との共演を通じて、年頃の女の子らしさが表れてきている。
常に入魂の演技を見せる、というか入魂の演技しかできない為、周囲を食ってしまうというある意味欠陥役者。いつでもスタッフの求める通りの演技をするマシンのような千世子とは、対照的な存在である。
scene22、23における彼女の姿及び千世子との絡みは必見。
余談
作画担当の宇佐崎しろ氏によると、彼女のペン入れの際、アホ毛をうまく描けるかどうかでその日の運勢がわかるという。
(単行本二巻著者プロフィールより)