灰崎凌兵
はいざきりょうへい
プロフィール
「フィールドの悪魔」。
概要
星章学園→雷門中1年FW(木戸川清修戦時前半はGK)。背番号11(雷門中では14)。出生日は5月25日(イナズマイレブン大復活祭で配布したスペシャル・プロトタイプライセンスカードより)。
狂気的な笑いが特徴の星章のエースストライカー。プレーにはムラがあり、気分が乗らない時は試合に出場すらしない。
3試合に一度しか出場しない上、相手が格下だと無気力になりがちだが、ある程度の技量を図って格上と確信した場合、徹底的に叩きのめすことから「フィールドの悪魔」と呼ばれるようになる。
プライドも高く、練習にも来なかったりとチームメイトからもいい加減そうに見られている。
彼がこのような行動を取っているのも、宮野茜という幼馴染の少女が教育プログラム「アレスの天秤」によって感情を失い、その教育プログラムを受けた選手を倒し、彼女のためにサッカーで復讐を果たそうとするからである。
強化委員の鬼道から「雷門中が灰崎の"光"となってくれるだろう」と言われるが、本人はいまいち実感を持っていない。
フットボールフロンティア初戦で雷門中と対戦し、伊那国出身のメンバーが予想と違って先制点を決めた様子に対して独り狂笑に陥るが、これは鬼道の言っていた「光」だと勘違いしていた模様(アニメージュ6月号Q&Aより)。
木戸川清修戦で、鬼道と久遠監督の作戦により一時GKにさせられるが、敵の攻撃パターンを学習することで真のエースストライカーへと成長させるためであり、それに気づいたことでFWとして復帰。またキャプテンの水神矢から身勝手なプレーの叱咤を受け、ある程度チームプレーを行うようになった。
予選最終試合・2度目の雷門中戦前に自身の真意に関わってきた稲森明日人を目障りに思い、試合で「絶望」を味わせるため圧倒的な力を雷門中に見せつけるが、逆に士気を上げていき激闘を繰り広げる中で、純粋に勝ちたいという想いが次第に強くなりチーム一丸となって最後まで戦い抜くようになる。
試合後は明日人のことを認めるようになり、落ち着いた言動をとった。
本戦トーナメント1回戦では因縁の敵とも言える王帝月ノ宮中と対戦。合理的かつ潰しにかかるプレーで圧倒されるも、明日人たちに負けたことを見せないため立ち上がり、抗う姿勢を見せる。しかし王帝の必殺タクティクス「グリッドオメガ」で全員がダメージを負ったことにより久遠監督の判断で棄権負けとなり、納得のいかない結果に悔しさを露にする。
試合後は野坂に詰め寄るも「アレスの天秤が不完全であるならその決定的証拠を掴むべき」と言い切られてしまう。
しばらくは喪失感に苛まれていたが、試合で活躍する明日人を見た時から純粋に「ボールを蹴りたい」という想いが目覚めていく。彼の気持ちを見抜いた鬼道の計らいで、決勝戦で雷門中への転入により再びフィールドに立ち、王帝と戦うことになる。
試合中は私怨が働き野坂など王帝イレブンにラフプレーを仕掛けていくが、ハーフタイムで野坂と共に明日人からサッカーに対する叱咤を受け、直後に心を開いた茜と対面し、彼女から強くて真っ直ぐなサッカーを求められるも、「フィールドの悪魔」として戦い抜く姿勢を見せた。
試合後は野坂のことを理解し、「アレスの天秤」の欠陥を隠蔽しようとした月光エレクトロニクス社長の御堂院に直接ボールを叩き込み、復讐を果たした。
続編「オリオンの刻印」では日本代表「イナズマジャパン」のメンバーに選ばれる(パイロットフィルム版では上記のネタバレ防止のため、選出会時には星章のジャージを着ている)。
特徴
長身体型。褐色肌で眉無し、髪は右目が隠れた灰色のロングヘアー。瞳は的の様な形状(中心から黄、赤、灰)となっている。幼少期は髪は短かった。
顔と髪色は母親、肌色と気質は父親の遺伝を継いでいる模様。
親しい人物以外の他人の名前を覚える気が無いのか、外見的特徴であだ名を付けている(例:佐曽塚→トゲトゲ、天野→モジャ)。
生まれつきの天才というわけではなく、サッカーを始めてから一人でひたむきに特訓していた努力型。
3試合に一度しか出場しないのは自分にとってプラスになる試合にしか出場しないとのこと(アニメージュ6月号Q&Aより)。
雷門中に転入して大谷つくしにユニフォームを渡されたときに女性が居るにも関わらず、その場で着替え始めたため羞恥心は薄いのが伺える。