御堂院宗忠
みどういんむねただ
CV:中村悠一
王帝月ノ宮中のスポンサー、電機メーカー「月光エレクトロニクス」の会長。
教育プログラム「アレスの天秤」を開発し、フットボールフロンティアで大々的に宣伝を行う。
「イナズマイレブンReloaded」では収監中の影山零治に「アレスの天秤」について話を持ちかけ、「アレス更正プログラム」の協力者として出所の手助けを行った。曰く「期待はしていないが、ファンであり底知れぬ闇に惹かれた」とのこと。
全国大会決勝戦前に王帝キャプテンの野坂から「優勝と引き換えに王帝イレブンをアレスシステムから解放」を直談判され、ブランドの信頼性とを野坂の覚悟を決めた行動で要求を呑んだ。
しかし野坂が王帝イレブンのデータを雷門中に渡していたことを知り、ハーフタイム中にそれを問い詰めるも始めから直談判はブラフであることを明かされた。
試合後、野坂からアレスシステムの欠陥を告発され、隠蔽しようと詰め寄るも、灰崎からボールを叩き込まれて成敗され、計画は終止符を打たれることになった。
続編の「オリオンの刻印」アニメ21話によると計画頓挫の責任を負い会長職を解任された模様。
コロコロコミックの漫画版では終盤から登場。雷門イレブンの前に姿を現し、アレスシステムを受けた王帝イレブンの力を誇示し、勝利宣言をする。
だがその目論見も外れ、表彰式で王帝の選手らがアレスシステムを裏切った上に優勝できなかったことを糾弾し現れるも、野坂にボールを顔面に叩き込まれ黙らされるという末路を迎える。
褐色肌で、白と黒が入り混じったリーゼント、豹の様な黄色い目と福耳が特徴。
白いスーツを着用している。
アニメージュ11月号のQ&Aによると彼の目的は「アレスシステムを普及させ、教育部門で儲ける」と判明。特に世界を変えるといった志は無く、イナズマイレブンシリーズの黒幕の中では比較的野望のスケールが小さい(これまでは特殊な隕石から強力な兵士を作り、他国との戦争を仕掛ける、世界大会で各国を対立させ、戦争での利益を手に入れて世界征服、200年後の未来で特殊な遺伝子を持った少年たちによる世界征服、故郷を滅ぼされた復讐で銀河征服といったものが多かった)。
またアレスシステムの計画が潰れても会社の経営が傾くことはなく、サッカーから手を引き、教育以外の事業で精を出すと明らかにしている。
アニメでの伊那国・雷門中との絡みも無かったためか黒幕としてはかなり地味な方だったりする。