登山における概要
エベレストなどの山頂付近、標高8000メートル以上の領域のこと。
ただでさえ極寒や急斜面などの命の危険が多数存在するが、それ以前の問題としてこの高さを超えると「大気中の酸素濃度<血液中の酸素濃度」となり、早い話が生身では何もしなくても窒息死する。
人類が生存不可能な死の領域、それがデスゾーンである。
この領域を酸素ボンベ無しで踏破、頂上に到達し、そして生還する「無酸素登頂」は登山家にとって最高の誉れであり、正真正銘現実世界における命をかけた冒険なのである。
イナズマイレブンにおける概要
デスゾーンとは、イナズマイレブンに登場する必殺シュート技である。
3人が空中に浮いたボールを中心に三角形を描くように高くジャンプし、空中でエネルギーを生むために回転、ボールにエネルギーを集中したと同時に中央に寄り、踏みつけるようにシュートする。
3人の息を合わせることが重要であり技の難易度としては高いため、鬼道が指示を行っている。
アニメ
アニメでは2話に登場。イナズマイレブンで初めての必殺技がデスゾーンである。
円堂のゴールを見事に破るも、最終的にはゴッドハンドに止められてしまう。
フットボールフロンティア地区大会決勝の雷門対帝国の試合ではデスゾーンを土門が顔面セーブしたが負傷、ベンチの影野と交代した。
また、56話では円堂、鬼道、土門の3人でも打てるようになった。
その後進化系にあたるデスゾーン2も登場した。
なおデスゾーンを習得するのに帝国ですら1ヶ月以上かかったのにもかかわらず、雷門では1日で使えるようになった。
イナズマイレブンアレスの天秤では強化委員として鬼道が星章学園に派遣されたため、灰崎、折緒、佐曽塚の3人でも打てるようになっている。
こちらはモーションが一新されており、ジャンプと同時に回転し、折緒→佐曽塚→灰崎と順番ごとにズレながら同時シュートを決めている。
ゲーム
ゲームでは円堂のゴッドハンドで止めるのはデスゾーンではなくノーマルシュートになっている。
デスゾーンをゴッドハンドで止めるのはゲームではほぼ不可能と言ってもいいだろう。
同じく帝国の技の皇帝ペンギン2号と対のようなポジションになっている。
ちなみに、当初は寺門では無く辺見だった(TCGのイラスト含む)。
派生
デスゾーンはアニメやゲームで派生と思われる技がそこそこ存在している。
- デスゾーン2(発動者は鬼道、パートナーは円堂、土門)
- 分身デスゾーン
- ラスト・デスゾーン(イナズマイレブンGOVSダンボール戦機Wにて登場、染岡、吹雪、基山の3人で発動した。)
- デスクラッシャーゾーン(イナズマイレブンオリオンの刻印で登場。氷浦の氷の槍に鬼道、不動、灰崎のデスゾーンで発動した。オーバーライド技。)