概要
CV:大塚明夫
神奈川県警の警部。横溝参悟の双子の弟。
兄とは声や顔がうり二つで階級も同じく警部だが、性格は正反対。髪型は坊主で、温厚な兄と対照的に目付きは鋭く、口調も荒っぽい。取り調べに関しても非常に荒々しく、ある程度推理力がある兄とは違い、やや直情的で、江戸川コナンや少年探偵団が現場に立ち入ることを嫌い、毛利小五郎のことを(「眠りの小五郎」の間違い)「煙の小五郎」と呼び、胡散臭く思っている。
しかし、これらの高圧的に映る言動とは裏腹に、本質的には、罪と悪を憎み、弱き者を守る強い正義感の持ち主であり、劇場版『探偵たちの鎮魂歌』では子供を爆発から守るために自身を身代わりにしたり、『中華街 雨のデジャビュ』では高熱で倒れた蘭を病院まで運んだり、『ため息潮干狩り』では自分の罪を隠そうとして殺人を犯した犯人に正論めいた皮肉を漏らしたりしているほか、『蘭も転んだバスルーム』では、自分勝手な動機で犯した殺人の罪を他人に着せようとした犯人に肘を使った鉄拳制裁を下している。
自称・倹約家で、部下と飲みに行くときなどはいつも割り勘らしい。幼少の頃は兄同様水が苦手だったが、克服済み。ブラックコーヒーを好んでいる。
名前の由来は、兄・参悟の名前を数字に直し掛け算をして、3×5=15=重悟から。
(因みに名探偵コナンでは推理作家から名前を取った人物が多いが、名前が同じ読みの黒岩重吾という推理作家が実在した。)