主人公のヒカル達の世代から見れば真面目で優しい兄貴分といった感じで、院生トップクラスを長年キープしてきた年長組の実力者。院生と若手プロが混ざって対局する棋戦の若獅子戦では普通にプロにも勝ってしまう。
しかし逆に言えば毎年のようにプロ新初段候補の位置に居ながらも、ここ一番の精神面の弱さでプロになれなかった人でもある。
ストーリー終盤では中国棋院で修行。中国の高段者・揚海に、今まで出来なかった感情のコントロールを「元々の性格なんか関係ない、習得できる技術だ」と言われ衝撃を受け、鍛錬の末それを身に付け、実力もさらに鍛え上げる。
結果、帰国後のプロ試験は全勝で突破。
さらには佐為が行方不明になって落ち込んだヒカルの再起に一役買う。
その後は若手有望株の1人として活躍したと思われるが、ストーリーはヒカルの世代の北斗杯を中心に展開し早めに終了したため、出番は少なかった。