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「自信を失ったわけじゃない オレの碁がオレを支えている」


CV:鈴村健一


プロフィール編集

生年月日1982年4月18日
血液型A型
身長176cm
家族構成弟が2人
師匠成澤九段(セリフのみの登場)
戦績①若獅子戦(第9回/18歳時)2回戦敗退(ベスト16)
戦績②プロ試験(平成12年/18歳時)不合格(第4位)
戦績③プロ試験(平成13年/19歳時)合格(第1位)



概要編集

16歳、17歳の頃に院生(=囲碁棋士を目指す少年たちを育てる機関)首位だったにもかかわらず、プロ試験では不合格であった(院生1位や実力上位の子が必ずしもプロ試験に合格できるわけではないこと、リズムに乗って壁を越えて合格した子もいるというのが、作中でも語られている。また、17歳の頃のプロ試験では、1位合格の塔矢アキラには敗北したものの、2位合格者辻岡忠男と3位合格者真柴充には勝利している。しかし、他の受験生に敗けた模様で、不合格となった)。長年プロの壁を破れずにいた苦労人。


最年長かつ面倒見のいい性格のため、年下の院生からも慕われている。物語中盤まではメンタル面の弱さが目立ち、それが原因でプロ試験も落ち続けていた。院生でいられる年齢制限が迫っている影響もあり、内心では焦燥感を抱いている。


初登場時はいわゆるモブキャラ扱いだった。再登場して以降、端々で描かれる人間臭さや落ち着いた物腰から人気が上がり、それに応じてどんどんイケメン化。第二回人気投票では、佐為を大差で抑えて1位に輝く。


ヒカルが一時的に囲碁から離れた際、彼に代わってスポットライトを浴びた。プロ試験で不合格となって院生を辞めたが、その後は密かに研修仲間たちと中国棋院に渡り、そこでトップ棋士の楊海から指導を受け、メンタル面の弱さを克服する。


帰国の道中、ヒカルが(佐為が消えたショックで)不戦敗を繰り返していたことを知り、すぐに和谷に相談するも理由が判明せず、彼の自宅を訪れて問いただす。その際、「ヒカルの人生の選択に口を挟める立場ではない」と前置きした上で、以前プロ試験本戦で起きた反則負けを払拭したいと打つよう勧め、ヒカルが立ち直るきっかけを与えた。


北斗杯編にて、プロ試験を全勝合格したことが判明。門脇本田と共にプロ入りを果たした。最終話では、若獅子戦におけるアキラとヒカルに続く優勝候補として名があがった。


人物編集

温和な人柄ゆえに後輩から慕われているが、対局中の凄みは越智さえも押し黙るほど怖い。院生仲間では和谷義高と付き合いが長く、プライベートで頻繁につるんでいる。


図太いキャラクターの多い本作では、三谷と並んで繊細かつシニカルな人物。その一方、自身が年齢制限を迎えている点を忘れるなど、天然かつ抜けた部分もある。


成人した棋士以外からは下の名前、呼び捨てで呼ばれることが非常に少ない。唯一判明している同い年の真柴には、プロ入り後から慇懃無礼な態度を取られ、決して仲は良くない。


関連タグ編集

ヒカルの碁 伊角 和谷義高 進藤ヒカル

夜神月次作の主人公。容姿や性格、血液型などが類似している。

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