やがて星となって再会しよう。
(Let us meet again as stars.)
概要
蒼星(Blue Star)とは、内側が黒色で外側が青色のハートに無数の足が生えたエキセントリックな姿をしているアブノーマリティである。
分類はO-03-93、危険度はALEPH。
管理方法
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
WHITE | 6-9 | 33 | 0-6 | 7-27 | 28-33 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 低い | 普通 | 最低 | 普通 |
2 | 低い | 普通 | 最低 | 普通 |
3 | 低い | 普通 | 最低 | 普通 |
4 | 低い | 普通 | 最低 | 普通 |
5 | 低い | 普通 | 最低 | 普通 |
・クリフォトカウンター:2
特殊効果
- 自制ランク3以下の職員は作業開始時に深刻な精神汚染を受け、取り込まれて死亡
- 慎重ランク4以下の職員が作業終了時クリフォトカウンター1減少
- 作業時間が60秒を超えると職員が深刻な精神汚染を受け、取り込まれて死亡し、クリフォトカウンターが1減少
まず、このアブノーマリティに作業するためには自制ランクを4以上にする必要があり、それ以外の職員は直ちに吸い込まれて死亡する。
また、作業を行う職員の慎重ランクが5でない限り、作業終了時にカウンターが1減少してしまう。
3つ目の条件に関しては、1つ目の条件に触れない職員であれば基本的に60秒を超えることはないので、作業時間が遅くなる状態でもなければ気にすることはない。
蒼星の影響を強く受けた職員は目が蒼星のようなハート目へと変わり、崇めるような姿勢となった後にそのまま吸い込まれてしまい、死亡扱いとなる。
上記からわかる人もいるだろうが、このアブノーマリティはステータスが十分に高い職員が一人でもいれば全く脱走させず管理することが可能で、作業効率がランクにより変化せず、パニックや作業結果による職員の死亡・クリフォトカウンターの減少もないため、自制以外の育成にも使える。特に、全アブノーマリティの中でもトップクラスに正義の育成に有用で厄介な特性もないためかなり有用なアブノーマリティとされている。
というか職員が育ちきった後半にもなると、(外的要因以外で)脱走させるためには生贄(LOBポイント)を用意しなければならないくらいになる。
ただし、条件次第で自制が一定時間低下する装備もあるので装着時は注意。
その他、強制的にステータスが減少する状況でも慎重、自制の条件に引っ掛かりやすくなるため注意。
ただし、下の状況ではあるツールを収容していれば特に問題ない。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
約2000 | 耐性(0.4) | 耐性(0.2) | 耐性(0.8) | 弱点(1.2) |
クリフォトカウンターが0になると、ランダムなメインルームに出現する。
脱走中、BGMが停止し、重く静かな低音が鳴り響く。
蒼星は7-8秒間隔で脈動すると同時に波動を放ち、施設全域に17のWHITEダメージを与える。
自制ランクが2以下または慎重ランクが3以下の職員が脱走中の蒼星と出会う・蒼星の脱走中にパニックになるなどすると、その職員は深刻な精神汚染を受け、即座に蒼星に吸い込まれて死亡する。
このアブノーマリティは(職員全員を対象とした攻撃やあまりにも攻撃範囲の広すぎる攻撃を除いて)唯一の施設全体を攻撃するアブノーマリティで、基本的に脱走時の被害は広範囲に及ぶ。
とはいえ、出現場所はランダムではあるが出現から鎮圧まで一度も動かないこと、広域ではあるがその分DPSは低いこともあり、WHITE弱点でもない限りは1分は耐えることができるので、ある程度戦力があれば職員全員で総攻撃を仕掛けることで(無論オフィサーを除いて)犠牲者なく撃破することができる。
心配なら職員にWHITEシールドをかけておくと良いだろう。
上記のようにこの攻撃によりパニックになった職員を吸い込むことにより、死体を発生させることなくオフィサーを一掃できることを利用して敢えて脱走させ、全てのオフィサーを吸い込んでから鎮圧することで一日の始めに犠牲者の発生により脱走するアブノーマリティの牽制を行うことが可能。
こうしてしまえば最初の大量死亡により脱走した時以外は脱走することがほぼなくなるだけでなくオフィサーや死体の存在により被害が拡大しうるアブノーマリティの対策にもなる。
また、攻撃範囲が施設全域であることを利用して職員一人にあるツールを使ってその職員の安全を確保しつつあるストーリー上の強敵を倒してもらうという裏技も存在する。
この手段であればあまりにも強すぎるこの方を生贄となる職員7~8人(LOBポイント7~8)用意するだけで簡単に撃破することが可能。
ただし、この方法はこのアブノーマリティのDPSの低さにより(収容している他のアブノーマリティにもよるが)時間がかなりかかること(とそれに伴いアブノーマリティの大量脱走によりPCへの負荷が蓄積してバグが発生し得ること)、もう一人のストーリー上の強敵には通用しないことに注意。
EGO
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
星の音 | ALEPH | WHITE | 8-12 | 高速 | 超長 |
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
星の音 | ALEPH | 耐性(0.4) | 耐性(0.4) | 耐性(0.4) | 普通(1.0) |
ギフト
名称:星の音
部位:目
効果:移動速度が10上昇
武器は蒼星のようなハートの描かれた球体でこれを前方に飛ばして攻撃する。
この武器は装着者の現在のSPにより攻撃回数が変化し、SPが多いほど1回の攻撃における攻撃回数が増加する(最大3回で、後の攻撃ほどダメージが増加する)。
攻撃速度は高速と表記されているが、実際は投げる前に溜めの動作があるので少々遅い。
防具はPALE属性以外に対し0.4、PALE属性に対し1.0とバランスのいい耐性となっており、ある一体を除く全てのアブノーマリティに対し特殊効果以外で死亡することなく作業が可能である。
特殊効果として、同じ部屋の全職員を一定間隔で回復するが、その回復量は微々たるものである。
ストーリー
このアブノーマリティは強力な精神汚染を引き起こす性質があり、精神汚染を受けた人々は「このアブノーマリティは我々が還るべき所なんだ」という思想に取り憑かれ、最終的にこのアブノーマリティの元へ身を投げてしまうという。
管理の際にも精神汚染を受ける職員が続出し、このアブノーマリティを崇める宗教ができたこともしばしばあったという。
このアブノーマリティにある夥しい数の足は身を投げた者の成れの果てであり、今までに大量の人を吸い込んだことが想像できる。
Library of Ruina
続編であるLibrary of Ruinaでは蒼い星という名称で宗教の階の3体目の幻想体として登場。
幻想体バトルでは蒼い星自体は殆ど行動せず、ターゲットとして指定することもできない。
ただし、取り巻きとして「蒼い星の信徒」を大量に連れており、その信徒達を攻撃していくことになる。
蒼い星は祭壇として存在し、3幕ごとに広域ページ「星の音」を使用し、司書全員に的中時に20ダメージを与え、次の幕に全耐性を脆弱(2.0)にしてくる。
信徒は攻撃しても混乱抵抗値しか減少せず、弱点・耐性もバラバラである。
また、死亡しても次から次へと湧いてくる。
そして、「星の音」使用幕に混乱抵抗値が4割以下の時、自爆して司書一人に12ダメージを与え、次の幕に全耐性を脆弱(2.0)にしてくる。
このバトルの勝利条件は蒼い星の祭壇を撃破することだが、直接攻撃することができず、こちらからダメージを与えることができない。
しかし、司書または信徒が混乱状態になった際、次の幕開始時に吸い込まれ(死亡し)、一人当たり体力が100減少する。
つまりこのバトルでは信徒を混乱状態にし、吸収させることで体力を削っていき、撃破することになる。
祭壇の体力は1000なので合計10体の司書または信徒を混乱させることで撃破となる。
幻想体ページは「殉職」、「贖罪」、「懐かしい音」の3枚。
「殉職」は付与した司書に攻撃的中時にHPが減少する代わりに全ての敵の混乱抵抗値を減らす効果を付与するページを与えるもので、攻撃ダイスが多いほど強力になるが、司書にもダメージが入るので回復手段を用意すべし。
「贖罪」は混乱状態のキャラがいる場合にそのキャラがダメージを受け、味方全員にパワーが1付与されるもので、1とはいえパワーを軽い条件で付与できるため有用なものになっている。
「懐かしい音」は使用した幕とその幕から3幕事毎に全ての味方が与える混乱ダメージが増加するもので、デメリットが存在せず、特別な準備も必要ないため使いやすい。
余談
先述の(普段の)管理の簡単さと有用さから管理人からの評価は高く、「ALEPH入門」と称されたり攻略サイトにおける投票では大多数が共存(攻略に不可欠)に入っていたりする。
ストーリーでも蒼星を崇める宗教団体が幾度も発生してきたことが語られているが、その有用さ故に現実世界でも『蒼星様』とまで崇められている。
関連イラスト
関連タグ
LobotomyCorporation/Library Of Ruina:登場作品
規制済み:同作品に登場するアブノーマリティで同じ危険度であり、見た者の精神を汚染する存在である。ただし、見た者に自身を神格化させる性質を持ち、ある程度の自制や実力があれば影響を受けることはない蒼星に対しこちらは見たものを即座に発狂させる性質を持ち、余程実力がないと確実に発狂してしまう。