首への痒み、腹痛を感じたら、できることは、もう二度と見ることの出来ない最後の青空を見ることだけです。
(If you feel an abdominal pain and a tingling sensation in your neck, the best thing you can do now is look at the great blue sky you'll never get to see again.)
概要
女王蜂(Queen Bee)とは、大きく変異したマルハナバチのアブノーマリティ(幻想体)で、黒い縞模様や赤黒い断面のある黄色い体に1つの青い虹彩の目と3つの口、折れ曲がった触角とボロボロで飛行能力を失った羽がついており、我々がイメージする女王蜂とはあまりにも乖離した姿をしている。
分類はT-04-50、危険度はWAW。
管理方法
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
RED | 4-6 | 22 | 0-9 | 10-16 | 17-22 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 最低 | 最低 | 最低 | 最低 |
2 | 最低 | 最低 | 最低 | 最低 |
3 | 普通 | 普通 | 普通 | 最低 |
4 | 普通 | 普通 | 普通 | 最低 |
5 | 普通 | 高い | 普通 | 最低 |
クリフォトカウンター:1
特殊能力
1.以下の条件でカウンターが1減少し、0になる。
- 作業結果が普通(50%)
- 作業結果が悪い(70%)
カウンターの減少条件は作業結果普通以下で減少し得るといった単純なもので、作業結果良いさえ出せば安定して管理は可能。基本的には洞察が最も成功率が高いので洞察中心で行くべし。
ただし、作業結果良いの範囲はそこまで広くないので自制がある程度なかったりクリフォト暴走を進めずに作業を繰り返すと普通以下を頻発し得るため注意。
このアブノーマリティはカウンターが1なのでカウンターが減少するとすぐ0になるが、この時何を発動するかというと以下の通りである。
2.カウンターが0になると収容部門内に黄色い胞子をばら撒き、その部門にいる職員数名に感染させる。
この胞子に感染した職員は20秒間の間2秒おきに8のREDダメージをもらい、移動速度が半減してしまう。また、この間はHP-N弾(HP回復弾)による回復が不可能となる。
このREDダメージは装備の耐性により軽減することが可能なので、収容する部門の職員のRED耐性は高くしておいた方が良いだろう。自信がないならば物理保護シールド(REDシールド)をつけておくのもあり。
そしてこのREDダメージにより死亡するとその職員の死体が敵対個体である「働き蜂」へと変化してしまう。
鎮圧時
- 働き蜂
危険度:HE
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
120 | 弱点(1.2) | 弱点(1.5) | 耐性(0.8) | 脆弱(2.0) |
働き蜂は女王蜂のような黒い縞模様のある黄色い体を持ち、造形はよく見る蜂に近いものの目と触角がなく、口が上顎しか存在しないものとなっている。
この蜂は施設内を徘徊しつつ近距離にいる職員に対し噛みついて6-10のREDダメージを与えてくる。
HP・耐性はHEにしては低いのですぐ鎮圧はできるが攻撃性能はHE相当なのでHPが低いと最悪倒されてしまう。
そして何よりも問題なのが職員を倒すとその職員も働き蜂になることで、これにより職員が死亡する度に働き蜂が増えていってしまう。
育成済みの職員ならば倒されることは滅多にないが、ご存じの通りこの施設にはオフィサーが大量に存在し、前述のREDダメージも耐えられず、働き蜂相手にも余裕で負けるので存在するオフィサーの数だけ働き蜂が増えていってしまうことになる。
そのため、管理するにあたってはまずオフィサーを減らしておくべし。処刑弾を解放しているならば一日の始めに使用しておこう。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
ホーネット | WAW | RED | 7-8 | 超高速 | 超長 |
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
ホーネット | WAW | 耐性(0.7) | 耐性(0.7) | 耐性(0.7) | 弱点(1.5) |
ギフト
名称:ホーネット
部位:頭2
効果:HP+2、MP+4
武器は黒と黄色のライフルで長距離から安定したREDダメージを与えることが可能。
防具はPALE属性以外にバランス良く耐性を持つものであり、無難に強いものとなっている。
一つランクが下のレティシアや魔法の弾丸と同じ耐性値だがこちらは製造数が一つ多く、ランクが高いのでランク差補正により更なる軽減効果が期待できる点で有利である。
ストーリー
この女王蜂は蜂と蜂の巣が合体したような姿をしており、移動能力が欠如しているという。
ただし、周囲に生命体がいる時は半径20mもの範囲に胞子をばら撒くことで自身の手下を増やそうとしている模様。
この胞子を取り込んだ直後は特に何の兆候も確認されないが、しばらくすると内臓の痛みや首の痒さが生じるようになる。そしてその職員はやがて首が切断され、内部から働き蜂が登場する。
というのもその胞子には働き蜂の卵が含まれており、吸引した生命体の中で孵化していたのだ。
その職員の死体を検査すると様々な部位が食い破られていることが確認され、働き蜂が成長の過程で体の至るところを内部から摂食していることが発覚した。そして成長すると臓器の近くに繭を形成し、成体となると体から頭を切り離して出てくるのである。
この働き蜂は女王蜂に食糧を運んだり、他の職員の死体に繭を植え付けて繁殖したりすることが確認された。その他女王蜂を守る素振りもしたという。
女王蜂は働き蜂を増やしていくことで自身の王国を築くことを目的としているのである。
Library of Ruina
続編では歴史の階の4体目の幻想体として登場。
幻想体バトルでは取り巻きとして働き蜂を3体引き連れている。
女王蜂は防御ダイスのみ使用し、パッシブ「胞子」や「個体数拡張」により司書に「胞子」を与えてくる。
この「胞子」は幕の開始時と攻撃ダイスを振る際にその数だけダメージを受け、幕の開始時に半減する効果があり、これを持つ司書が死亡すると働き蜂が一体増えてしまう。
そして3幕毎に自分を含めた味方全員を強化する効果を持つ防御ページ「好戦性の強化」や「忠誠心の強化」を使用し、強化が発動するとそれぞれパワーとクイック、忍耐が5付与されてしまう。
働き蜂は女王蜂を最後に攻撃した司書を集中攻撃する性質があり、的中時に胞子を付与する攻撃ページを使用する。
また、働き蜂が2体以下になると女王蜂のパッシブ「個体数拡張」により毎幕開始時に全ての司書に「胞子」が2付与されてしまう。
攻略としては女王蜂による強化を阻止することと働き蜂を倒し過ぎないこと。
女王蜂の強化効果は幕の終わりまでに混乱状態になると発動せず、この幕では混乱耐性が全て脆弱(2.0)となっているのでその幕では女王蜂に集中攻撃して混乱状態にしてしまおう。できればこの時働き蜂が混乱状態になっているとより集中攻撃がしやすいので混乱抵抗値を削っておくべし。
そして女王蜂のHPが残り2割以下になると働き蜂が「死の抱擁」という攻撃ページを女王蜂に向けて使用するようになり、そのまま倒されるためこれにより攻略完了となる。
幻想体ページは「胞子」、「働き蜂」、「忠誠心」の3枚。
「胞子」は付与した司書に攻撃した相手に即座に火傷を与え、次の幕開始時に出血を与えるもので、一度に多くの火傷と出血を付与することが可能となる。
「働き蜂」は付与した司書に最もダメージを与えた相手をマークし、自分以外の司書の攻撃時に与えるダメージが増加するもので、比較的簡単な手段でダメージを増やすことが可能。
「忠誠心」は付与した司書が5ダメージを受ける度に次の幕に司書全員にパワーが1(最大5)付与されるもので、受けるダメージが基準であるため、状態異常によるダメージでも発動するが付与した司書が次の幕開始前に死亡すると効果が発動しないため注意。
女王蜂の幻想体ページは全て付与した司書が攻撃やダメージを受けることが前提なので、とにかく回復手段を用意しておくこと。
余談
Library of Ruinaにおいて、HPが少なくなると手下である働き蜂によって倒されるが、実際に女王蜂が衰えてくると新女王の誕生の目処がついた後に追い出されたり処刑されたりするのでそれに基づいたものと考えられる。
関連タグ
Lobotomy Corporation/Library of Ruina:登場作品
白雪姫のりんご/貪欲の王:危険度とクリフォトカウンター、カウンター減少条件が同じであるアブノーマリティ達。
管理難易度はたいして変わらないが、収容違反時はそれぞれ違った厄介さを持っているため注意。