平成ゴジラシリーズに登場したロボットについてはMOGERAを
参照して欲しい。
解説
英語表記Moguera
怪遊星人ミステリアンが建設用に使用しているロボット。
全身がキャタピラ状になっており、背中には回転ノコギリ、鼻にはドリル、
手先はグラインダーで、土中を掘り進めることができる。
1号機は防衛隊の機関銃、24連装ロケット砲車などの攻撃をものともせず富士山麓の町を蹂躙したが、防御線の鉄橋を渡っている最中に鉄橋を爆破され、落下したショックで停止する。
2号機は地球防衛軍とミステリアンが最後の総力戦を行っている最中、せっせと地中を掘り進み、マーカライトファープの足元から出てきて地球防衛軍の裏をかいたが、倒れてきたマーカライトファープに押しつぶされてしまった。
マーカライトファープを破壊するための特攻だったのか、単なるドジかは不明である。
ちなみにマーカライトファープは作動時間の限界に達していたため、どちらにせよモゲラの行動は無意味であった。
装甲は鋼鉄の200倍の硬さを誇る特殊宇宙鋼「ミステロイド・スチール」でできている。ちなみにこれは初代メカゴジラに使われているスペースチタニウムの20倍の硬さである。
これだけ見るとすごそうだが、所詮モゲラは地球でいう重機のような物にすぎず、劇中ではその装甲もほとんど役に立っていなかった。
劇中でのやられ方を見る限り、硬いのはあくまで外側の装甲だけで内部まで衝撃がくると簡単に壊れてしまうようだ。
性能など
全高 50m（実際は20mほどと思われる。）
重量 5万t
武装 両目から発射する殺人光線
その他
- ポスターに描かれているモゲラは検討段階のデザインである。
- 小学館より発売された子供向けの書籍「決定版 ゴジラ入門」にて、ゴジラと戦う様子が描かれたことがある。再び地球侵略を企てたミステリアンが用意した3号機という設定で、イラストではゴジラの吐いた熱線の直撃を受けてダメージを受けている様子が描かれた。また、ミステリアンの円盤も登場しているが、こちらは戦闘機(恐らく航空自衛隊)の攻撃を受けて炎上している。
