概要
正式名称マーカライト・フライング・アタック・ヒート・プロジェクター。
英語表記Marker-light FAHP
英名マーカライトキャノン
キャタピラで前進する四脚にパラボラアンテナ状の光線発射装置が付いており、パラボラ部分から宇宙人ミステリアンの要塞(ミステリアンドーム)から発射される破壊光線(関東大震災と同威力)と同等の熱線を発射しての直接攻撃を行えるほか、逆に向こうの破壊光線を反射して送り返すことも可能という攻防一体の兵器である。
目的地までは専用の超大型ロケット“マーカライトジャイロ”で輸送され、ミステリアンドームを攻撃した。
デザインは小松崎茂。
設定
- 全高 340m
- レンズ部直径 200m
- 作動時間 75分
- 有効射程1.5km
他作品での活躍
アニメ映画版『GODZILLA』の前日譚小説、『怪獣黙示録』では、対ゴジラ用超大型メーサー砲台として登場。他の兵器群同様に、エクシフ・ビルサルドの両異星人からの技術供与のもと建造されている模様(明言はない)。2039年に発動された欧州奪還作戦「オペレーション・エターナルライト」にて、ノルマンディー海岸に出現したビオランテへ対処すべく投入される。(原典と違い、工兵による設置が必要となっている)沖合に停泊していた原子力空母「マティアス・ジャクスン」からの電力供給を受けてビオランテに光線を照射しダメージを与えるも、再生と変異を遂げたビオランテの触手が殺到し破壊された。
その続編の『プロジェクト・メカゴジラ』にはより強化されたツイン・マーカライトファープが登場。1999年にカマキラスによって破壊されたワールド・トレード・センターの跡地に建造され、4つの核融合炉を動力源とする"人類史上、最も強力な大砲"と呼ばれ、威力は山を軽く消し飛ばし、その射程も水平線の先から現れたゴジラを狙撃できるほどとされている。地球連合首都であり強力な武装都市となったニューヨークに鎮座するそれは、いつしか「インフィニット・フリーダム・タワー」の通称で呼ばれ、対ゴジラ戦での活躍が期待されていた。
しかし2042年に活動を再開したゴジラの前には時間潰しでしかなく、武装都市ニューヨークと共にゴジラの熱線により倒壊した。
神様と虫ケラのケンカに、カブト虫くんとクワガタ虫くんが助太刀して、それで何か変わるか。変わりゃしないんだ、何も。
何も。
関連動画
http://www.youtube.com/watch?v=nyp_es33sso&feature=feedlik
攻撃シーンの音楽。