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概要

その時代・地域の技術水準を上回る革新的な兵器、または極めて破壊力の大きな兵器を指す俗称。

現実に存在した超兵器

ウォーリア(装甲艦 1860年)

ドレッドノート弩級戦艦 1906年)

・マークI戦車(戦車 1916年)

フリッツX(無線誘導爆弾 1943年)

Hs293(空対地ミサイル

トールボーイグランドスラム(地中貫通爆弾 1944年)

V2ロケット(弾道ミサイル 1944年)

UボートXXI型(潜水艦 1944年)

Me262ジェット戦闘機 1944年)

原子爆弾核兵器 1945年)

ノーチラス原子力潜水艦、1954年)

ツァーリ・ボンバ水素爆弾 1961年)

などが挙げられる。

ただし、どんな兵器にも言えることだが、いかにスペックが優れていても実戦で役に立つとは限らない。マークI戦車などは戦術が確立していなかったため、Me262は数が揃わなかったため、UボートXXI型は燃料不足と初期故障潰しに手間取って実戦投入が遅たため、実戦では微妙な活躍しかしていない。核兵器に至ってはあまりにも威力がありすぎて兵器として使われたのは広島・長崎の2例のみである。それでもこれらの登場は世界に衝撃を与え、後の世界史の流れを変えたという意味で超兵器の名に値するものである。

プロジェクト段階の超兵器

プロジェクト段階において消え去った超兵器は無数に存在する。実現さえしていれば戦争の歴史は大きく変わっていた、……かもしれない。

ハボクック 氷山空母。氷を主要材料としたパイクリートを用いた超ド級空母。海水を用いてダメージを無限に回復できるはずだったがコスト面の問題から中止。

怪力線 指向性エネルギー兵器。後の電子レンジである。

ラーテ 全長35mの陸上戦艦。列車砲の自走砲化計画の一環として計画された。通れる道が無いので中止。

超重戦車マウス 空前絶後の188t超重戦車。試作車両は製造された。

フィクションでの超兵器

過去・現代・近未来を舞台にしたものでは、理論的には実在できるか、実在すべく理論を考証したものだが、劇中の時代設定やその他のガジェットから推測できる技術水準を大きく上回るもの。

また超未来モノにおいては「未来ならではの」と言うべき物もある。

フィクションで超兵器と呼ばれる存在は何も最近の作品に限ったことでなく、それこそ遥か昔より存在するジャンルのシロモノで、例えばいまでこそ普通に存在する飛行機や潜水艦ロケット、また核兵器のような広域破壊兵器の類はまだ存在していなかった19世紀時代の、今で言う架空戦記もの作品に多く登場していた。近年、ほぼ実用化されてると言っていい無人戦闘機、無人艦の類などは、一昔前のアニメ作品などでもおなじみであろう。

機動戦士ガンダムシリーズ

宇宙コロニーを質量弾として地球に堕とすコロニー落とし※や、同じくコロニーを丸ごと砲身に改造した巨大レーザー砲ソーラ・レイなど。

※これ自体は既存の巨大構造物を地球に堕として核攻撃以上の破壊力を叩き込む戦法にすぎないが、SF作品では資源開発用に曳航されてきた小惑星を流用して地球に堕とすなどの同種戦法があちこちで用いられている。

エースコンバットシリーズ

巨大地対空レールガン光学迷彩付き巨大飛行艇や巨大潜水空母など、巨大だったり火力や機動性が極めて高い陸海空の兵器が登場する。

なお、このシリーズからは1990年代をモチーフとしたものから2040年を舞台としたものなど様々な作品が出ているが、年代を加味しても技術的限界を抜きにした超兵器も登場する。

鋼鉄の咆哮シリーズ

とにかく巨大な兵器が登場する。なお、基本的には1940年代ごろをモチーフにしているが、速射砲やミサイルはおろか、160cm砲や荷電粒子砲、果ては波動砲や重力砲などが普通に登場しており、もう技術的限界なぞどうでもいいといった感じである。

一部シリーズでは、異世界から転移してきた兵器を元に超兵器が生まれたとされている。

詳細は「鋼鉄の咆哮シリーズに登場する超兵器」を参照。

超時空要塞マクロス

超兵器が話の主軸になる有名なロボットアニメ

空から宇宙人の超兵器が降ってきて、そこから全てが始まる。

ただし続編の大半が以降の時間軸を舞台にしているため「それが普通」になっている。

同シリーズで超兵器が超兵器扱いされているのは、この第一作以外ではその前日譚に当たる「マクロスゼロ」のみ。

アーマード・コアシリーズ

プレイヤーが操る近未来の人型主力兵器「アーマード・コア」自体も戦車航空機といった従来の兵器を一気に旧式化させた超兵器であるが、あんなものアームズフォートのような規格外の機動兵器や、機体に搭載可能な大量破壊兵器オーバードウェポンなどシリーズごとにブッ飛んだ兵器が登場する。また、ネクストの最後のアレも、珍兵器の部類ではあるが、ある意味では超兵器と言えるだろう。

宇宙戦艦ヤマトシリーズ

イスカンダルからからの技術提供と一部のマッドサイエンティストにより超兵器の名に恥じぬ兵器群が登場。

また、敵ももちろん超兵器ばっか。

例えば、波動砲重核子爆弾空間磁力メッキハイパー放射ミサイル反射衛星砲など。

後には銀河二つを単艦で崩壊させた戦艦が登場する。被害総額は集計不能。

ただしイスカンダルの技術提供を受ける前の地球防衛軍でも、冥王星会戦で傷ついた宇宙戦艦が3日で地球に帰還出来るほどの技術を持っていた。

PS版では、劇中の地球連邦軍艦艇の性能をはるかに凌ぐ春藍が就任している。

リメイク版に至ってはアンドロメダ(宇宙戦艦ヤマト)ドレッドノート級前衛航宙艦が万隻規模で配備されて、戦争後半では無人化がなされるほか、これらが装備する拡散波動砲に至っては拡散したビーム一本一本が波動砲なみとなっている。そして本作初登場の銀河は兵器こそ使用できないものの、CRS装置によって波動砲をより強力にすることが可能。敵のガトランティスに至っては滅びの方舟なる木星規模の安全装置すら存在する。

ゾイドシリーズ

以下の例がある。

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兵器 武器 メカ ロボット

宇宙戦艦 ロマン マッドサイエンティスト←この人種が大抵の超兵器を開発する

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