概要
ゾロメカとは大型メカから大量に登場する小型の攻撃メカのことで、主にタイムボカンシリーズ第2作『ヤッターマン』に登場するビックリドッキリメカを指す。ヤッターマンがヤッターワンをはじめとするヤッターメカにメカの素を与えることで各メカの中から大量に作られ、敵ドロンボーメカに対して破壊工作を行うのがビックリドッキリメカである。
中盤からドロンボー側も対抗してドロンボーゾロメカを出撃させるようになり、ゾロメカ同士で戦うことが多くなった。
『夜ノヤッターマン』ではゴロー将軍がヤッターパグにメカの元を与えてビックリドッキリメカを出現させていた。
シリーズでは他に
- システムメカ(ゼンダマン)…アマッタンがゼンダライオンにあるトランクの中から呼び出す。これを組み立てて操作する。
- コケマツ軍団/コケマツ闇の軍団(ヤットデタマン)…ジュリー・コケマツが戦闘用巨大メカから呼び出す。
- ひょっこりひょうたん玉(イタダキマン)…イタダキマンが腰の瓢箪から呼び出す。これがメカに変化する。
名称不明なものに『逆転イッパツマン』でも一部のレスラーメカやスポーツメカがゾロメカを内蔵しており、『怪盗きらめきマン』でトッタルニャンが尻尾から射出するゾロメカを使用していた。
他作品でもこのように大型メカが出撃させる小型のメカをゾロメカと指す。『忍者戦隊カクレンジャー』のゴッドガンマーが射出するガンマーダイナマイトのような例外もあるが、ほとんどが敵メカである。
メカでなくても怪獣や怪人が小型の分身や体内の寄生生物を攻撃用に使役する場合もゾロメカ扱いされることもある。