概要
本項では、海戦アクションゲーム『鋼鉄の咆哮』シリーズに登場する、敵の超兵器について解説する。
「超兵器」とは主にプレイヤー側と敵対する組織が建造した、ゲームにおいてボスとして登場する超巨大兵器を指す。
現実に存在する兵器カテゴリ、すなわち航空機・艦艇・地上兵器をそれぞれ魔改造したものと言っても良い。中には衛星・UFO型超兵器も存在するが、これらは便宜上『飛行型』として分類する。
おおむね全ての超兵器に共通するのは、プレイヤーが操る艦船よりも遥かに巨大であること、火力や速力等何らかの性能に特化していることである。
『ウォーシップガンナー2(以下WSG2)』の世界では「超常兵器級」の略称として定着しているが、これは兵器の機能性質上の分類ではない。
またWSG2の超兵器のほとんどは部位破壊が実装されており、特定の部分に攻撃を集中すると戦闘能力が低下する。
また初代WSGではHPが数値化されていたがWSG2ではゲージのみとなったため、耐久力の高い超兵器はゲージがなかなか減らずダメージを与えているか視覚しづらくなった。そのためかある程度攻撃を与えると副官が「本艦の攻撃、効いています!」と効果があることを知らせてくれるようになった。
使われている技術については、主人公達の世界の技術のみで建造されたもの(WSC,3WSC)もあるが、別の世界の技術を使ったもの(2WSC,EK,2WSG)や、古代文明の特殊な機関を用いたもの(WSG2)もあり、作品によって大きく異なる。また、後期のシリーズでは超常的な力を秘めた超兵器までも登場し、時空を超越する力や天候を操る力を秘めていたり、超兵器自体が意思を持っているものも存在する。
作品略称
鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー | WSC |
---|---|
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー | 2WSC |
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダーエクストラキット | EK |
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー | 2WSG |
鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー | 3WSC |
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮 | WSG2 |
艦艇型超兵器
艦艇型超兵器の数は多い為、ここでは水上艦型と潜水艦型に分割する。
水上艦型超兵器
超高速巡洋艦『ヴィントシュトース』
初代WSCに登場する60ノットの速力を誇る巡洋艦。名前はドイツ語で『突風』を意味する。他の超兵器にはない青いカラーリングが特徴的。PS2版WSCでは大西洋方面軍を統括するテュランヌスの女司令官ロゼが開発したという設定になっている。
砲・対艦誘導弾(前半)・ガトリングや、レーザー砲(後半)で武装しているが、あくまで巡洋艦なので装甲は薄い。2作目以降では後述の『~ヴィント』にとって代わられた。
登場作品:WSC
超高速巡洋戦艦『シュトゥルムヴィント』
※イラストは3WSCのもの。
前項『ヴィントシュトース』に代わる高速巡洋戦艦。名前はドイツ語で『暴風』を意味する。
70ノットという凄まじい高速を誇るが、巡洋戦艦なので装甲は薄く、ステージが進むにつれプレイヤー側もそれに対抗できるだけの火力と速力を備えた艦を建造できるようになる為、絶好のカモと化す。
そのせいか一部では『超高速HLG輸送艦』とも揶揄されている。
光学兵器を装備した物など、改良型が複数存在する。2WSGの難易度HARDでは180ノットというシリーズ最高速力を誇る。
なお、PS2版では後記する『ヴィルベルヴィント』の強化型2番艦として登場し、PC版における光学兵器を搭載したもののみを呼称する形になっている。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超高速巡洋戦艦『ヴィルベルヴィント』
PC版の『シュトゥルムヴィント』にあたる超兵器。ドイツ語で『つむじ風』を意味する。同名の対空戦車とは特に関係ない。
船体後部にあるブースターを噴かして80ノットの速力を叩き出す。PS2版シリーズでは一貫して最初に交戦する超兵器となっている。
WSG2ではハワイを撤退したアメリカ太平洋艦隊に『アルケオプテリクス』と共に襲い掛かり壊滅的打撃を与えるという鮮烈の初登場を果たす。その後カリフォルニア沖でプレイヤーと交戦する。部位破壊対象は艦橋で、初交戦ステージでは専用のデモが入る。
その後撃沈された『ヴィルベルヴィント』をアメリカ海軍がサルベージし、『ワールウィンド』として再就役させたが、後述の『フォーゲルシュメーラ』になす術もなく撃沈された。
また2週目以降の超兵器戦で量産化されて登場しており、『フォーゲルシュメーラ』とも同時に出現する。
登場作品:2WSC(PS2版のみ),2WSG,WSG2
超高速戦艦『インテゲルタイラント』
トリマラン型の巨大な高速戦艦。名前はラテン語と英語の組み合わせで「無邪気な暴君」を意味する。
『シュトルムヴィント』よりは速度は劣るものの、AGS(Advanced Gun System:先進砲システム)と呼ばれる長距離誘導砲やミサイルを主兵装とし、アウトレンジでの火力に優れる。
AGSの威力が高く、かつ砲弾に誘導性能もある為に序盤のボスにしてはかなり強く、多くのプレイヤーを苦しめた。
登場作品:3WSC
超巨大ホバー戦艦『アルティメイトストーム』
砂浜程度の地形であればそのまま陸地にビーチング可能で、それでいて海上では60ノットの高速性能を持つ巨大ホバー戦艦。
超兵器ゆえか被弾に弱いはずのホバークラフトでありながら『インテゲルタイラント』よりも耐久力はあり、更には大口径主砲やミサイルを搭載し、2隻同時に襲ってくる。
同艦艦長の「水上艦は不要と言っただけだ!」は屈指の迷言として有名。
登場作品:3WSC
巨大空母『アルウス』
無印初代に登場する巨大な空母。名前はラテン語で「ハチの巣」を意味する。PS2版WSCではロゼが開発したという設定で、彼女の最後の乗艦となる。
初代WSCでの肩書きは「巨大空母」であり、大きさ以外にこれといった特徴はなく、艦載機を消耗させるとミサイル程度の攻撃力しかなくなる。
しかし高難易度だと接近時にバルカン砲の斉射を受けて最悪弾薬庫引火に繋がる恐れがある為、油断は禁物。
PC版では後述の高速空母としてシリーズ全作品に登場しているが、PS2版では本作限りの登場。
登場作品:WSC
超巨大高速空母『アルウス』
※イラストは3WSCのもの。
WSC2以降に登場する『アルウス』。艦種は「超巨大高速空母」に変更され、60ktの速力を誇る超兵器に変貌した。3WSCでは戦艦並の主砲を装備するようになる。
登場作品:2WSC(PC版のみ),EK,3WSC
超巨大高速空母『超アルウス』
EKに登場するアルウスの改良型。速力は落ちたが、火力と耐久力が格段に上昇している。
デザインも大幅に変更されており、可変翼機が翼を閉じたようなシルエットとなる。
ある程度損傷させるとその『翼』部分が展開してそこから再度艦載機を発艦するようになる。
まさに『死にそうで死なないイヤな奴』である。
専用BGMを持つ。
登場作品:EK
超巨大二段空母『ペーター・シュトラッサー』
PC版にのみ登場する、多段式の巨大な空母。2WSCではレーザー兵器が主体であり、空母でありながらも戦艦以上の火力と装甲を備える。
3WSCでは「当初戦艦として設計されていた超兵器」として登場し、新たに戦艦並みの主砲を装備している。
作品によっては後述の『ムスペルヘイム』の空母部分としても登場する。
登場作品:2WSC(PC版のみ),EK,3WSC
超巨大強襲揚陸艦『デュアルクレイター』
双胴型の強襲揚陸艦。後部にランプドアを持つ船体2つを並べ、飛行甲板を渡したような形をしている。
揚陸艦ではあるが、60cm噴進砲や38.1cm砲など、戦艦と比べても劣らない火力を持っている。
また搭載しているのは揚陸艇ではなく攻撃艇(魚雷艇、ミサイル艇、レーザー艇等)である。
コンシューマ版ではこの超兵器が登場するステージは、おおむね「デュアルクレイターによる上陸の阻止失敗」が敗北条件として設定されている。
弱点は艦尾の開閉式ハッチで、艦橋を破壊する事でハッチの閉鎖が不可能となる。
WSG2ではストーリー上では最初に現れる超兵器。ハワイ沖に現れ、瞬く間に真珠湾を制圧してしまった。
その後スカパ・フロー沖に出現。イギリス海軍の駐留艦隊に壊滅的打撃を与え、最後の砦となったプレイヤー艦と交戦する。
過去作品の倍近い50ノットという高速でスカパ・フローに突っ込んでくるほか、PSP版WSG2では護衛の艦艇共々元のPS2版よりも更に強化されているため、序盤の壁となった。
更にクリア後の特殊任務では魚雷艇サイズの『1/144う゛ぉるけんくらっつぁー』を次々と繰り出してくる。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大双胴航空戦艦『近江』
航空戦艦の弱点である火力と搭載機数の不足を、船体を双胴式にする事によって解消した巨大航空戦艦。
『播磨』ほどではないが、50.8cm砲と46.0cm砲による砲撃は侮れない。
40ノット以上の高速性能もあるが、船体後部を飛行甲板に割り振っているため、後方への火力はあまり高くない。
登場作品:3WSC
超巨大双胴戦艦『播磨(ハリマ)』
大和型戦艦の船体を二つ並べ、その中央に艦橋を配置、その両舷に主砲を配置している戦艦。
名前はPC版では漢字表記、PS2版ではカタカナ表記となっている。50.8cm砲8基24門と20.3cm砲10基30門による火力は絶大。
また、PSP版のWSG2では更に凶悪な強化(主に火力面)が施されており、たとえ戦艦で挑んだとしても中途半端な設計だと一撃で沈められてしまうので、設計には注意するべし。
また、この双胴戦艦型の船体はストーリーを進めていく事でプレイヤー側も手に入れる事が出来る。
あまり知られていないが、『東亜の魔神』という異名がある(2WSG)。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超巨大双胴戦艦『超播磨』
EXにのみ登場する播磨の改良型。50.8cm砲は10基30門に、副砲は25.4cm砲6基18門に変更されている他、装甲も強化されている。
新たに「実弾防御装甲」を展開することが可能になっている。しかし展開後は主砲が使えなくなるため、この間はミサイルや魚雷・光学兵器による攻撃に切り替わる。
登場作品:EK
巨大戦艦『荒覇吐』
初代にのみ登場する巨大戦艦。続編の同名の艦とは違いドリルは付いていないが、「緑神」の異名はこの頃からある。
PS2版WSCでは太平洋方面を統括するテュランヌスの司令官ゴーダが開発したという設定。
50.8cm砲連装4基8門という今では考えられないほど普通の戦艦だが、初代WSCでは後のシリーズのような強力な装備が開発できないため難敵となっている。特に画面スクロールが不可能になっているPS2版WSCでは序盤の壁になる。
終盤では量産されたものが登場、火力装甲速力の全てが強化されており、新たに怪力線照射装置を装備する。
登場作品:WSC
超巨大ドリル戦艦『荒覇吐(アラハバキ)』
艦首に巨大ドリル、舷面に丸ノコ型の巨大ブレードを装備した異色の巨大戦艦。艦尾に装備されているブースターで45ノット以上の高速性を発揮する。
『播磨(ハリマ)』と同じくPC版では漢字表記、PS2版ではカタカナ表記。
この頃からガトリング砲・レーザー兵器による攻撃がメインとなった。3WSCでは『緑神』の異名が復活、なんと艦底にも武装が施されており、船体をひっくり返して攻撃する事もできる。
WSG2では後述の『アラハバキ2』の喫水線を下げたような形態でドリルが2本になっている。PS2版では特定のルートを周回しているだけで接近さえしなければドリルやガトリング砲の餌食になることは無いが、PSP版ではその高速でプレイヤー艦を追跡してくるため一転して強敵となった。
部位破壊対象は艦橋。破壊するとドリルも停止する。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超巨大ドリル戦艦『超荒覇吐』
2WSC EXに登場する改良型。ドリルが2本に増えている他、新たに誘導魚雷も装備している。しかし、『荒覇吐』に装備されていたプラズマ砲は撤去された。PS2版2WSCに登場する『アラハバキ2』とWSG2に登場する『アラハバキ』の原型にあたる。
登場作品:EX
超巨大ドリル戦艦『アラハバキ2』
PS2版2WSCに登場するツインドリルの『アラハバキ』。プレイヤーに対して果たし状を叩き付けタイマン勝負を挑んでくる。これの喫水線を変更したのがWSG2のアラハバキ級になる。
登場するのがおまけステージのみなので、おふざけ全開である。「こちらもドリルを装備して挑みましょう!」
登場作品:2WSC(PS2版のみ)
超巨大ドリル戦艦『アマテラス』
PS2版シリーズにおける『アラハバキ』の2番艦・強化型でもある。
『アラハバキ』を上回る高速と多弾頭ミサイルが特徴。
2WSGでは2周目に登場、その強さは「アラハバキは試作艦に過ぎぬ」と言わしめるほど。
2WSCでは撃沈された『アラハバキ』の手向けとする為にプレイヤーに挑戦を申し込んでくる熱いヤツになった。
しかし一転してWSG2では初登場の「あら、葉巻?」と共にギャグ要因にされてしまった。ドリル三兄弟の次男らしい。こちらは光学兵器を主武装としている。
登場作品:2WSC(PS2版のみ)2WSG,WSG2
巨大戦艦『ナハト・シュトラール』
初代WSCに登場する『荒覇吐』以上に巨大な戦艦。PS2版WSCではゴーダが開発したという設定で、彼の最後の乗艦となる。
100cm単装砲を主砲とし、15門の50.8cm砲や光学兵器を搭載するなど、凄まじいまでの打撃力を持つ。おまけにステルス性まで備えている。『グロース・シュトラール』の原型にあたり、γレーザーや小型レーザーはこの頃から実装されている。
登場作品:WSC
超巨大レーザー戦艦『グロース・シュトラール』
主兵装としてレーザー兵器を搭載した巨大戦艦。各種αβγレーザーなど光学兵器主体の為、電磁防壁を開発・搭載していないと勝ち目は薄い。逆に言うと電磁防壁(もしくは電磁防壁管制艦)を持っていけばダメージを大幅に軽減できる。
PSP版のWSG2では『ナハト・シュトラール』に先祖返りでもしたのか100cm砲を装備している。難易度を上げているとアウトレンジからの砲撃で即轟沈という状況もあり得るため、光学兵器よりも実弾兵器の方が脅威になった。
しかも一定量のダメージを与えると暴走し、紫色のオーラをまとって更に激しい攻撃(主に光子榴弾砲)を仕掛けてくるなど、物理・視覚の両面で凄まじく厄介になる。
暴走形態のBGMは専用BGMになっている。
PS2版の作品では『ムスペルヘイム』の本体としても登場する(若干改良が加えられている)。
海外版では『Trollslegur』という名前で登場している。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
巨大ステルス戦艦『マレ・ブラッタ』
巨大なステルス戦艦。名前はラテン語で「海のゴキブリ」を意味する。
PS2版WSCでは、プレイヤー側のレジスタンス組織が建造したものをテュランヌス側に強奪されたという経緯があり、終盤ではテュランヌスによって量産された艦が登場する。
初代『WSC』に登場する最初のブラッタで、タンブルホーム船型という現実にもステルス性が高い船型であり、レーダーには一定の間隔でしか反応しない。
ただし、後のシリーズとは違い光学迷彩装置はない為、姿は見える。
56.0cm砲やミサイルによる攻撃がメインだが、火炎放射砲も装備しており、以降のブラッタ系の代名詞にもなる。近接時にはこの火炎放射砲とバルカン砲の攻撃により火災⇒弾薬庫引火のコンボが発生しやすい。
登場作品:WSC
超巨大光学迷彩戦艦『リフレクト・ブラッタ』
2WSCにてアメリカ軍の「カメレオン実験」の産物として登場。この作品から光学迷彩を装備するようになり、姿が見えなくなるが流石に航跡を隠すまでには至らなかった。
『マレ・ブラッタ』とは違い、エレクトロンレーザー2などのレーザー兵器を中心とした装備が施されており、火炎放射砲も健在。
Fエリアには主砲を56cm砲75口径に、エレクトロン2をエレクトロンレーザーに換装し、装甲・速度の向上を図った『改リフレクト・ブラッタ』が登場する。
登場作品:2WSC(PC版のみ),EX
超巨大光学迷彩戦艦『シャドウ・ブラッタ』
3WSCに登場。外見は現実のアメリカ海軍が80年代初期に建造した実験艦『シー・シャドウ』に似ており、双胴のSWATH船型をしている。
今作では光学迷彩により自動兵装も働かなくなるため、手動での攻撃が必要となる。
しかし、耐久力が減ると全エネルギーを光学兵器に回す為、光学迷彩を解除する。
進行ルートによってはドイツ海軍が艦隊を率いて援護してくれる上、交戦段階で光学迷彩を展開しているか解除しているかによって異なる反応を見せる。
登場作品:3WSC
究極ステルス戦艦『パーフェクト・プラッタ』
※何も描いてない訳ではありません。光学迷彩により目視できないだけです。
WSG2の特殊任務に登場。何故か名前がブラッタからプラッタに変更されており(いずれも「ゴキブリ」の意)、代名詞だった火炎放射砲も消えたが、『パーフェクト』の名に恥じない完全な光学迷彩を装備するようになった……が、パーフェクトなのは不可視のHPゲージと船体の光学迷彩のみで、やっぱり航跡は隠し切れない上、レーダーにも普通に映り、ロックオンも可能になっている。
そもそも3Dモデル自体が作成されていない為、光学迷彩を解除した時の姿そのものがないのである。
出現デモのアングルで一目瞭然だが、『ヴィルベルヴィント』がベースになっている。
登場作品:WSG2
超巨大擬装戦艦『ストレインジ・デルタ』
見た目は巨大な戦艦。ただし、巨大な船体の上に小型船体があり、その部分のみを海面に出すことによって小型艦に擬装している。しかも当たり判定はこの小型船体にしかない。
実はこれはホログラムであり、実際の船体は巡洋艦程度の大きさで中心部に存在する・・・のだが、船体全体に影がある、浮上時に波を被る、撃沈すると全体が壊れるためバグではないのかとの声もある。
プレイヤーの間ではその名前から『珍三角』の愛称で親しまれている。
登場作品:2WSC(PC版のみ),EK
超巨大擬装戦艦『超ストレインジ・デルタ』
2WSCEXに登場する超兵器。船体は三胴型でかつての『ストレインジ・デルタ』の面影はない。
戦艦ではあるが、なんと船体を一部切り離し潜行する事が可能になっている。
通常時はミサイルや誘導魚雷、光学兵器などで攻撃するが、潜航中は光子魚雷や量子魚雷などを発射する。
登場作品:EX
超巨大要塞艦『ストレインジデルタ』
巨大な五角形をした海上要塞で、シリーズ最高クラスの巨体を誇る。
頑強な船体の甲板上に滑走路と大口径主砲を備え、艦尾には3つのハッチを備える。
その巨体から大型爆撃機や大和型以上の大型戦艦ミシガン級などを発進させてくる。
しかし、その大きさと形状から速度は遅く攻撃も当てやすく、むしろ発進させて来るミシガン級戦艦の方が厄介との声も。
登場作品:3WSC
超巨大航空戦艦『ムスペルヘイム』
※イラストはPC版2WSCのもの。
『鋼鉄の咆哮』シリーズ皆勤の超兵器。中心に戦艦を据え、両側に空母を連結した巨大な航空戦艦。
初代WSCでは貫通ダメージを与える圧縮プラズマ砲が最大兵器。
初代WSC時代は特に形態変化はなかったが、WSC2以降は飛行甲板を攻撃すると甲板が大破したり空母部分を切り離したりする。後者の場合は事実上の2連戦となるため殆ど持久戦の様相を呈する。
PC版では2WSC以降 両脇の空母が『ペーター・シュトラッサー』となり、無差別破壊兵器とも呼べる重力砲を装備するようになるが、敵側には自爆ダメージはないのでお構いなしに撃ってくる。3WSCでは戦艦部分が『ヴォルケンクラッツァー』に似たデザインとなり、空母部分を切り離し3隻で行動することも可能になっている。空母部分を切り離すと重力砲を撃ってくるのは過去作品と同じ。
形態変化後のBGMはWSG2以外は同じ曲が使われているが、WSC3では事実上専用BGMとなっている。
※PS2版2WSC、2WSG、WSG2でのデザイン。
PS2版では中央部分が『グロース・シュトラール』の改良型になる。PC版と違い重力砲がないため、レールガンやプラズマ砲が最大兵器になっている。
初代WSG・2WSCはともに飛行甲板が大破してもそのまま連結していたが、WSG2では空母部分を切り離すようになった。
ルートごとに『グロース・シュトラール』より先に交戦する場合と後に交戦する場合があり、それぞれで副官の反応が異なる。
WSG2ではミサイルの弾幕を張るようになり思いもよらない形で強敵となった。
実は『紺碧の艦隊2』に本艦によく似た隠しボス「原子力航空戦艦 不明」が登場しており、これが原型なのではないかと言われている。
登場作品:シリーズ全作品
超巨大氷山空母『ハボクック』
船体が氷で覆われている空母。『ハボクック』本体は双胴船体になっている。
しかも氷の部分は常時回復するという厄介な特性を持っており、耐久力も非常に高い。氷で出来ていることから、火炎放射砲に弱い。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
なお、この氷山空母というアイデアは、第二次世界大戦時にイギリスのジェフリー・N・パイク氏が発案し、真剣に検討されていた。そのためにわざわざパルプなどと混合して融点を爆発的に上昇させた特殊氷塊・『パイクリート』が発明されている。だが、バカ高い建造・維持コストが掛かる上、戦局が有利に傾いた事でわざわざ新型空母を作る必要がなくなった為、1943年に開発中止となった。
超巨大航空戦艦『テュランヌス』
無印WSCに登場する超兵器。実弾兵器と光学兵器を持つ全通甲板式の航空戦艦。
他の航空戦艦型超兵器とは違い戦艦の船体の側面にV字型に展開した飛行甲板が特徴。
PS2版無印では敵の総帥アレスが座乗し、敵組織の名前ともなっている。
航空戦艦なので、空母型の超兵器よりも素の攻撃力・防御力が高い。
超兵器の中で唯一船体の大きさが判明しており、全長639m、全幅223m、喫水29m、排水量800,000tとなっている。
登場作品:WSC
超巨大戦艦『リヴァイアサン』
艦の左舷に飛行甲板を持ち、右舷にレールガンを搭載したトリマラン型の航空戦艦。
3WSCでは連合軍最後の究極超兵器として登場。『ヴォルケンクラッツァー』を意識してか艦種は「超巨大戦艦」であった。レールガン・AGS・X線レーザーなどほぼ回避不可能な武装で占められている。
WSG2ではウィルキア帝国元首ヴァイセンベルガーが座乗する1周目のラスボスとして登場。艦種は「超巨大航空戦艦」に変更され、拡散荷粒子砲や特殊弾頭ミサイルを主兵装としている。
登場作品:3WSC,WSG2
超巨大戦艦『ヴォルケンクラッツァー』
シリーズではお馴染みかつ皆勤賞の超巨大戦艦。作品によってはラスボスを務めることも多い「未来への脅威」。
初登場となるWSCでは、レジスタンス側が超巨大航空戦艦『テュランヌス』への対抗策(PS2版では組織そのものの打倒の為)として建造したものだったが、レジスタンス側の獅子身中の虫と化したクルーガーの裏切りによって彼が率いる新生テュランヌスの最終兵器となる。この時点ではレールガンが最大の武器(波動砲はない)であった。
2WSC以降ではレールガンは副砲になり、代名詞となる究極超兵器波動砲を搭載するようになる。PC版2WSCでは超兵器機関による時空間転移も行う事が可能で、「同型艦が2隻あれば地球を滅ぼせる」とまで言われている。続編にあたるEKでは改良型も登場した。
WSG2では四国を波動砲で両断するという強烈なシーンと共に登場。同作では波動砲のチャージ中に攻撃すれば暴発させ大ダメージを与える事が可能になった。
後にプレイヤーもゲームを進める事で波動砲を開発できるようになるが、PSP版では多段ヒットしなくなった為に威力が大幅にダウンしている。
ちなみにヴォルケンクラッツァー(Wolkenkratzer)とは、ドイツ語で「摩天楼」を意味する。これは艦の全ての砲身を最大仰角まで上げた姿が、まるで摩天楼のように見えたためである。
海外版では『Druna Skass』という名前で登場する。
登場作品:シリーズ全作品
超巨大戦艦『超ヴォルケンクラッツァー』
2WSC EXに登場する『ヴォルケンクラッツァー』の改良型。ゲーム中最大威力かつ最大射程距離を誇る「量子波動砲」に加え、広範囲を衝撃波でなぎ払う「光子榴弾砲」を装備している。EXで新たに登場した防御重力場も装備している為、魚雷やミサイルなどを跳ね返す。
PS2版2WSCに登場する『ヴォルケンクラッツァー2』の原型にあたる。
登場作品:EX
超巨大戦艦『ヴォルケンクラッツァー2』
PS2版2WSCにおける『ヴォルケンクラッツァー』の強化型として登場。デザインは上記の『超ヴォルケンクラッツァー』が元になっているが、PS2版には光子榴弾砲や量子波動砲は存在しないため装備していない。基本的に『ヴォルケンクラッツァー』をワンランク強化したような性能になっている。
海外版では名前が『Druna Skass Ⅱ』に変更されている。
登場作品:2WSC(PS2版のみ)
超巨大戦艦『ルフトシュピーゲルング』
ヴォルケンクラッツァー級の2番艦。名前はドイツ語で「蜃気楼」を意味する。これは『ヴォルケンクラッツァー』の影武者的な存在のためである。
初登場のPC版2WSCでは「波動砲の制作が間に合わず、代わりに余剰の重力砲を搭載したヴォルケンクラッツァー」という設定で登場。『ヴォルケンクラッツァー』と同時に出現するため、プレイヤーは事実上ラスボス2体と戦うことになる。
3WSCではとあるステージにひっそりと登場している。
重力砲のないPS2版では主に『ヴォルケンクラッツァー』の強化型として登場する。もちろん波動砲を装備している。
2WSGでは『ヴォルケンクラッツァー』の強化型として登場。性能(主に耐久力)が大幅に上がっている上に、『ヴォルケンクラッツァー』との連戦となるため、弾薬切れに注意しなければならない。
PS2版2WSCでは船体の形状は『超ヴォルケンクラッツァー(ヴォルケンクラッツァー2)』だが、搭載されている兵装が変更or大幅に強化されている。超兵器としての意思を持っており、「我ハ スベテヲ滅ボスタメニ生マレシモノ」と自称している。
海外版での名前は『Silfurbour Negla』に変更されているが、意味は不明。
登場作品:2WSC,EK,3WSC,2WSG
究極超兵器『フィンブルヴィンテル』
WSG2にのみ登場する究極超兵器にして、これまでに撃破してきた超兵器群の根幹となる存在。
過去に存在したと思われる前文明の遺産で、北極に存在した大陸を消し去り、その名のごとく「大いなる冬」をもたらしたとされる。
また兵器でありながら自我を有しており、彼を復活させたヴァイセンベルガーを手始めとばかりに後述の『ノーチラス』ごと消滅させた後、プレイヤーに襲い掛かってくる。
艦の上部構造物には無数の眼球(オープニングムービーの冒頭でギョロッとしている目がそれ)があり、艦橋部分を破壊すると脳らしきものが露出するなど、船体の内部はまさに生物そのものである。
接近する敵に対しては超怪力線照射装置やδレーザーなどの光学兵器を乱射し、更にダメージが蓄積して暴走状態に陥ると高威力の光子榴弾砲を発射するようになる。
中でも脅威なのは命中時に対消滅反応を起こす反物質砲で、その威力はたとえ装甲を固め、謎の装置で耐久値を底上げした戦艦であっても瞬時に撃破されかねないほど。
更にPSP版では船体前部にレールガンが追加され、開幕時にいきなりぶっ放してプレイヤーの出鼻をくじいてくる。
なお、海外版では名前が『Ragnarok』になっており、北欧神話におけるラグナロクの前兆のフィンブルの冬との関連性を窺わせる。
登場作品:WSG2
究極なまもの兵器『キョウフノダイオウイカ』
その名の通りイカの姿をした巨大ナマモノ兵器で、クリア後にプレイ可能な特殊任務にのみ登場。
予言書によると「火星から降ってきた恐怖の大王」で、世界を滅ぼしたり統治しちゃったりするらしい。
はちまきと額の『天』の字がトレードマーク。その姿とは裏腹にイカ墨波動砲やイカリングレーザーなど強力な兵器を搭載しており、その強さはリヴァイアサンの数倍(当社比)との事。
PSP版では残念ながらイカリングレーザーはオミットされてしまったが、代わりになんと反物質砲を放ってくるようになった。
登場作品:WSG2
潜水艦型超兵器
巨大潜水艦『レムレース』
シリーズで初めて、かつ作品内で最初にプレイヤーと対峙する巨大潜水艦型超兵器。名前はラテン語で悪霊(の複数形)を意味する。
PS2版WSCではゴーダが開発したという設定になっており、後半には特殊弾頭ミサイルを搭載した強化型も登場するが、そこまで来たプレイヤーにとってはさほど脅威ではないため、『ヴィントシュトース』のように絶好のカモとなる。
登場作品:WSC
超巨大潜水戦艦『ドレッドノート』
初代WSC以降のシリーズではお馴染み潜水艦型超兵器。
普段は潜航しているが、一定のダメージを与えると浮上。戦艦並みの45.7cm連装砲や大量の魚雷で攻撃してくる。
PC版2WSCにおいては、改良型が複数存在する。
作品によっては浮上後に一定以上のダメージを与えないと再び潜行して逃げられてしまう。
WSG2ではバミューダ諸島でイギリス海軍の駐留艦隊を壊滅させた後、近衛軍に襲い掛かる刺客として登場。プレイヤー艦は囮となって『ドレッドノート』を引き付ける形になる。
こちらも普段は潜航しているが近衛軍主力艦隊に接近すると浮上して攻撃し、しばらくすると潜航して離脱する。
主目標は近衛軍主力艦隊の海域からの離脱のため倒す必要がないが、浮上中に艦尾を集中して攻撃すると潜舵が大破。潜航不能となり副目標に「ドレッドノートの撃沈」が追加される。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大潜水空母『ドレッドノート』
3WSCに登場する『ドレッドノート』で、船体上部に可動式の飛行甲板を備えている点が従来とは異なる。耐久力が減ると浮上し、航空機を発艦させてくる。
ルートによっては味方として登場する。
登場作品:3WSC
超巨大高速潜水艦『ノーチラス』
40ノット以上の速力を誇る潜水艦。初登場のPC版2WSCでは『ドレッドノート』に似た超兵器潜水艦として登場する。
浮上はしないが代わりに『ドレッドノート』以上に大量のミサイルと魚雷で飽和攻撃を行う。
PS2版では『ドレッドノート』の2番艦的な扱いになっており、PS2版2WSCでは潜航状態で多弾頭ミサイル連射→浮上させると試作βレーザーで攻撃を行う。
隠しステージに登場するいわゆる隠しボスなのだが、出現条件があまりに簡単なことから「出てくる時期が間違っているのではないか」と思わせるほどの強さで、多くのプレイヤーを絶望させた。PS2版2WSCでの艦種は「超巨大高速潜水戦艦」となっている。
WSG2では純粋に『ドレッドノート』の同型艦として登場。ヴァイセンベルガーが本艦に乗って逃亡を図る。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大高速潜水艦『アームドウィング』
3WSCで新登場の潜行型超兵器。エイのような形をしており、水中を50~70ノットという高速で航行する。
多連装魚雷やミサイルを主兵装とし、艦尾から小型の潜水艦を放出する事もある。うかつに接近すると本体+子機による魚雷の飽和攻撃を喰らうので注意。
登場作品:3WSC
飛行型超兵器
超巨大爆撃機『アルケオプテリクス』
重武装かつ巨大な機体、WSG2での印象から低速と思われがちだが、PC版2WSCでは改良型ともども通常航空機に並ぶ程速く、PS2版WSCに至ってはミサイルすら振り切る高速性が主な脅威となる。
大量の爆弾や魚雷、ガトリング砲、空対空ミサイルなどを装備している。PC版2WSCに登場する『改アルケオプテリクス』は画面を埋め尽くすほどの弾幕を放つ。
3WSCでは、あるステージで味方として登場する。
ちなみにPC版とコンシューマ版で色が異なり、PC版は緑(サムネ左)、コンシューマ版は赤(サムネ右)の迷彩が施されている。
WSG2では前述のように過去作品と比べて鈍足だが、その火力は健在。実は『デュアルクレイター』同様戦闘に時間制限があり、時間がかかりすぎるとロンドンの方に逃げて行ってしまう。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
巨大円盤型攻撃機『ヴリルオーディン』
巨大な円盤型の航空機型超兵器で、『アルケオプテリクス』や『ジュラーヴリク』以上の機動性を誇る。
また、防御重力場を装備する数少ない超兵器でもあり、航空機型とは思えないほどタフ。レーザー系の武器を多数搭載している事が多い。
作品ごとに機種類別が異なり、PS2版WSC2では「超巨大未確認飛行物体」、3WSCでは「超巨大円盤機」になっている。
実は初出は「紺碧の艦隊2」のいわゆる隠しボスだった。
登場作品:2WSC,EK,3WSC
超巨大爆撃機『ジュラーヴリク』
3つのローターをもつ巨大な回転翼型爆撃機。名前はロシア語で「鶴」の指小形(ししょうけい)を意味する。
『アルケオプテリクス』などの固定翼機に比べると速度は遅いが、そのローターによる変則的な動きでプレイヤーを追い詰める。大量に放たれるミサイルや砲弾の雨を避けきるのは至難の業。オープニング映像では、なんとローターで航空機を叩き割るシーンを見せつける。
登場作品:3WSC
超巨大攻撃衛星『ソヴィエツキー・ソユーズ』
超高空、もとい衛星軌道上を移動する巨大な人工衛星。レールガンや特殊弾頭爆弾、反物質ビーム砲など最強クラスの兵器を衛星軌道上から撃ち込んでくる。対宙レールガン以外では攻撃することすらままならない。
登場作品:3WSC
超巨大攻撃機『フォーゲルシュメーラ』
4つのジェットエンジンを吊り下げたアームの中央に胴体(砲台?)をぶら下げている異形の攻撃機。名前はドイツ語で鵺(ヌエ)を意味する。
周辺の大気を帯電させて天候を変える能力があり、交戦前には晴天だった空が一瞬にして雷雲立ち込める空模様へと変化している。
エンジンの種類と出力の割に足は遅い方であるが、異形であるが故に可能となったヘリコプター顔負けの3次元機動という最大の利点があるため、足の遅さが欠点になっていない。
巨大レーザー砲『ホバー砲』で海を割るような射撃を行い、海面にレーザー砲台を投下する。
WSG2のオープニングムービーではホバー砲を海面に放って波を発生させ、敵艦隊を蹴散らすシーンが見られる。
PSP版では防御重力場が新たに装備された事で防御力が大幅に向上しており、早期撃破が困難となった。
登場作品:WSG2
陸上型超兵器
超巨大地上戦艦『スレイプニル』
陸上を移動する超兵器。レールガンや100cm砲、光学兵器がメイン。
硬い装甲に覆われている上に物理ダメージを減衰させる防御重力場とレーザー攻撃を弾く電磁防壁を装備しており、上面から受けるあらゆる攻撃を無力化する。車体底部に弱点があり、地上部隊による攻撃が有効。
登場作品:3WSC
超巨大列車砲『ドーラ・ドルヒ』
ボスポラス海峡に張り巡らされた軌道線上を移動する超兵器列車砲。
線路4本を占領するほどの巨体と160cm砲を持ち、その巨砲から隕石のごとく砲弾の雨を降らせる。
観測気球によって着弾地点を計測しており、気球を破壊されれば命中率が著しく落ちる。
また、前後に連結されている電源車両を破壊すると移動速度が落ちるが、一度トンネルに逃げると復活してしまう。
登場作品:WSG2
超兵器水上要塞『ヘル・アーチェ』
建造中の海上油田を改造した超大型海上固定砲台。ただし時期的に「海上油田はカムフラージュで、最初から要塞型超兵器として建造されていたのでは?」との説もある。
鏡で集めた太陽光を凝集し、巨大ビーム(太陽光凝集砲)として発射する。架脚には砲門と航空機離発着場を備え、4本の架脚を破壊しないと本体にダメージを与えられない。
その巨大な砲身に見合わず死角となる位置が全くない為、エネルギーの充填に合わせて回避行動を取らなければならない。
PS2版は機関後進し続けていれば太陽光凝集砲は当たらないが、PSP版ではこの戦法は通用しなくなった。
WSG2オリジナルの超兵器は概ねキャラクターデザインを担当した米村孝一郎氏がデザインしているが、「ヘル・アーチェ」のみ別人によるデザインらしい。
登場作品:WSG2
※基が海上油田なので地上型とは言えないが、水上艦型でも無いのであえてこちらに分類。
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※WSG2に登場する超兵器の情報しか載っていないので、閲覧は自己責任で。