概要
『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』以降の作品に登場する超兵器。
名前の由来は北欧神話の最高神オーディン。後述のように架空戦記『紺碧の艦隊』との関係の深い超兵器であり、北欧神話を由来とする名前も共通する。
機種類別が作品ごとに異なっているが、概ね「円盤」という言葉が入っている。
見た目は機体の四隅に50.8cm三連装砲塔を備えた空飛ぶ円盤。見かけ通りの変幻自在な動きと光学兵器を交えた強力な攻撃でこちらを翻弄する。
PC版では一貫して隠しステージにのみ登場する。
PC版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』のヴリルオーディン
γ-09「黒く染まる空」で空母6隻を撃沈すると登場する。ちなみにこの空母の中にはペーター・シュトラッサーも紛れ込んでおり、超兵器の連戦という形になる。
本作での機種類別は「巨大円盤型攻撃機」。
50.8cm3連装砲のほか誘導魚雷や127mmガトリング砲、さらにはX線レーザーや拡散リングレーザーといった光学兵器も搭載している。最大速力は700kt。
トリッキーな動きが特徴だがすでに自艦も強くなっているエクストラステージでの交戦ということもあって電磁防壁さえ装備していればさほどの難敵ということもないはず。
PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』のヴリルオーディン
D-10「未知との遭遇決戦」で登場。シリーズで唯一通常ステージに登場する。
機種類別は「超巨大未確認飛行物体」。正体も割れているのに未確認とはこれ如何に。
PS2版にはX線レーザーが存在しないため拡散プラズマ砲に変更されているほか、新たに40mmバルカン砲が装備されている。
飛行場のある島に近づくと海域北西から出現する。飛行場からもハウニブが多数出現するため、先に飛行場を破壊して一騎打ちに持ち込みたい。
一定以上ダメージを与えると高速で回転しながら兵装を乱射してくる。
最大速力はPC版より遅い600kt。
PC『鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー』のヴリルオーディン
L-05「壮絶!大艦隊戦」で一定以上の編成値で挑むと5機出現する。
機種類別は「超巨大円盤機」。
敵味方共にヴォルケンクラッツァーとリヴァイアサンが配備されており双方の究極超兵器(とナマモノ兵器)が激突するというお遊び全開の激闘に殴り込んでくる。
兵装構成はPC版の『2』と同一。味方の超兵器が生き残っていれば弾避けに有効活用できる。
原点
マイクロキャビンが開発したPCゲーム版『紺碧の艦隊』では条件を満たすとヴリルオーディンがハウニブの大群を引き連れて日本本土に襲来する。
こちらのヴリルオーディンは38cm47口径砲3門とビーム砲1門を機体の四隅に配置しているが、加えて機体最上面に80cm45口径砲が装備されている。ミサイルや誘導爆弾、対潜魚雷なども装備しており、あっという間にこちらの航空部隊をビーム砲で消し飛ばすことも。
関連タグ
フォーゲルシュメーラ:WSG2に登場する後輩。円盤ではないが異形のVTOL機。