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概要編集

鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』から登場する超兵器の1機。シリーズ初の飛行型超兵器である。

機種は「超巨大爆撃機」と識別される。

名前は始祖鳥の学名に由来しており、ステージ名などにも使われている。

初登場作品では双胴の機体に30.5cm砲10門や57mmバルカン砲、航空魚雷やロケット弾、空対空ミサイルなどを搭載。爆撃機でありながら爆弾は装備していなかったが後の作品では装備している。

鈍重そうな形態をしているが速度もかなり速く、作品によってはミサイルをも振り切ることも。


機体の塗装がWin版シリーズと家庭用版シリーズで異なり、Win版ではメイン画像のように緑系の迷彩、家庭用版では赤系。


Win版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』編集

C-08「始祖鳥飛翔す」でレーダーを60%破壊すると登場する。

他の超兵器と違い武装の攻撃速度が凄まじく30.5cm砲やロケット弾などを連射してくる上に、直線軸が合えば魚雷による攻撃もあり、難易度を上げるとミサイルまで撃ち込んでくる。

攻撃は派手だが火力はあまり高くないため駆逐艦でも瞬殺されるようなことはあまり無く、耐久力も低いため落ち着いて対処すればそこまで苦戦せず倒せるボスである。


なおデータ上は対空ミサイルも装備しているが、航空機に対しては攻撃しないため使用してこない。


F-03「要塞都市」では強化型の改アルケオプテリクスが主目標となり、海域中央の要塞塔に接近すると2機が同時に登場する。主砲が43.2cm砲に、ガトリング砲は203mmガトリング砲に強化、空対艦ミサイルも装備され、さらに攻撃速度も上がっており弾幕シューティングのような猛烈な弾幕を撃ち込んでくる。耐久力も中盤の戦艦超兵器並にある上に前述のように2機と同時に戦うため、Cエリアの初登場時と違い難所である。このステージはアメリカ本土間近のためか配置されている敵も非常に強く、さらに条件を満たすと改リフレクト・ブラッタまで出現する。


Win版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー エクストラキット』編集

空対艦ミサイルが長距離ASMに置き換わっているという地味な変更点がある。


E-05「鬼の双角を断て!」でも一定条件を満たすと登場するようになった。

1機であるが改アルケオプテリクスである上に、超兵器が他にも登場するステージなので攻略段階ではやや危険である。


追加されたエクストラシナリオではγ-01「終末への飛翔」で再び改アルケオプテリクス2機の撃墜が作戦目標となる。ニューヨーク沖という戦域も含めてF-03の再現であるが、他の目標を撃破することによりアルケオプテリクスを出現させずにクリアすることも可能。この場合は次のステージのγ-02「海域は混沌の戦場に」に登場する。しかしこちらは1機のみになる。


γ-05「絶対防衛線」では司令部を襲撃する敵の切り札として登場する。条件次第では2機になる。


γ-10にも一定の編成値を上回ると出現し、滑走路から離陸する改アルケオプテリクスを見ることが可能。なお格納庫から出る前か離陸中に滑走路を破壊すると飛行場もろとも撃破可能である。


このように巨大とはいえ艦船系と比べると小型超兵器になるためかシュトゥルムヴィントに次ぐ量産がされており、出現ステージは非常に多い。


エクストラキットではクリア後に10機登場してさらに初代の超兵器戦BGMが流れるお祭りステージがあるが、出現条件が非常にわかりにくい。


PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』編集

B-10「天翔ける無敵要塞」に登場。

複数の行動パターンを持ち、耐久力で機動と攻撃パターンが変化する。

最初は低速で飛び回りながら攻撃してくるが、小破すると高速移動を開始、中破で再び低速飛行に移行、大破するとWin版の改アルケオプテリクスのような超弾幕を張る攻撃に変化し、この状態では遠距離では大口径砲、近距離ではバルカン砲を連射する攻撃を使い分けてくる。

悪天候ということもあって視界は悪いが、動きが単調で当たり判定も大きいため、主砲をひたすら撃ち込んでいけば撃墜は容易。

しかし最後のバルカン砲連射の威力は非常に高い他、爆弾の威力も侮れないものとなっている。


アルケオプテリクスに限った話では無いがWin版と比べると非常に巨大になっている。

また没データに同型機が存在する。


PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』のアルケオプテリクス編集

C-05「始祖鳥の業火」に登場。行動パターンは小破までは低速移動で、中破後は常に高速機動をするようになる。また飛行高度を使い分けるようになり、最高高度にいる状態ではミサイルが当たらない。

他の超兵器と違い非常に小さくなっており、最高速度230ktはミサイルより僅かに遅い程度であるため命中前にミサイルの燃料が切れる場合も非常に多い。

前述のように高高度状態ではミサイルが当たらないなど攻撃が非常に当てにくく、かといってアルケオプテリクス本体の攻撃は前作と比べると薄いため非常に作業感の強いボスとなっている。


また本作では航空機の攻撃行動がプレイヤーの射撃と連動しているらしく、敵まで影響を受けるシステムのようであり、こちら側が撃たない場合はアルケオプテリクス側も何もしてこなくなる。


Win版『鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー』編集

修正パッチを適用すると出現するようになる。ソースネクスト版では初めから修正パッチが適用されている。

敵超兵器としては登場せず、連合K-07「砂漠の地を越えて」で友軍の超兵器として登場。

連合J-03「掻き消された救難信号」で救助した連合軍パイロットが操縦しているという設定で、プレイヤー艦に借りを返すために援護に駆けつける展開となっており、超巨大地上戦艦スレイプニルに対し猛攻撃を仕掛ける。構図的には上陸部隊+同盟国機動部隊+同盟国超兵器 vs 超兵器という非常に熱い場面である。


副長の音声に「超巨大爆撃機 アルケオプテリクス 接近!」というものが収録されており、敵超兵器として登場する構想もあったものと思われる。なおグラフィックの設定ミスだと思われるが、機体中央に位置すると思われる主砲がめり込んでしまっている。


PS2/PSP版『ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮』のアルケオプテリクス編集

ウィルキア帝国が開発した超兵器の第一弾として登場。ヴィルベルヴィントと共にアメリカ太平洋艦隊を襲撃し壊滅的打撃を与えた。

その後EUR-A-310「始祖鳥の嘴爪」で交戦。解放軍の反攻作戦を察知し、ロンドンへの爆撃へ向かう途中にプレイヤー艦と交戦する形となる。

過去作品と比べて鈍足であるが、遠距離から主砲やガトリング砲、ミサイルで攻撃し、接近すると多弾頭噴進砲を連射しながら爆弾をばらまいてくる。こちらを攻撃した後はしばらく地上を爆撃し、ふたたびこちらに向かってくる。

翼端部を破壊すると移動速度が低下しより狙いやすくなる。

実は時間制限があり、時間がかかりすぎるとロンドンの方へ逃げて行ってしまい作戦失敗となる。

2周目以降は海域上に光学兵器を積んだH級戦艦が展開している。

PSP版では多弾頭噴進砲の代わりに焼夷榴弾砲を放ってくるようになりより強力になった。


他の超兵器と違いモデリングが大きく修正されている他、ウォーシップガンナー2版アルケオプテリクスと言っても良いくらいにはデザインにも手が加えられている。


超兵器「ランフォリンクス」編集

PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』の内部データで名称が確認できる没キャラクター。名前の由来はジュラ紀に生息していた翼竜「ランフォリンクス」から。

アルケオプテリクスの3Dモデルが指定されており、同型機として企画されていたものと思われる、ちなみに名称が変わる航空機型超兵器は本機のみである。


アルケオプテリクスの全ステータスを強化、一部兵装が光学兵器のクリプトン系とεレーザーに変更されている他、連射もしっかり引き継いでおり光学兵器であろうが攻撃速度は早く、HARDで装備しているエレクトロン2は1秒に4発近い連射速度で放ってくる。

しかも最初から最後まで使用する武装でありエフェクトも効果音も凄まじいためかなり派手である。


攻撃パターンは基本的にアルケオプテリクスと同じで遠距離は大口径砲、中~近距離は光学兵器、大破後の接近時は同じくバルカン砲連射となっている。


没キャラクターであるため最終調整が行われていないのかεレーザーは撃ってこない。さらに本作は電磁防壁の特性上光学兵器が弱く、装備している武装も敵専用の攻撃力が抑えられたものであるため攻撃は非常に派手であるが火力は低い。


関連タグ編集

鋼鉄の咆哮 爆撃機 空中戦艦

ジュラーヴリク:WSC3に登場する飛行型超兵器。

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