概要
『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』から登場する超兵器の1隻。
艦名は現在の兵庫県西部に当たる旧国名から。
PC版では漢字表記の「播磨」、家庭用版ではカタカナ表記の「ハリマ」と表記される。
艦種は「超巨大双胴戦艦」と識別される。
大和型戦艦に似た船体を二つ並べ、両船体上に主砲を、両船体の連結部に艦橋を配置した戦艦。
50.8cm3連装砲を8基24門、20.3cm3連装砲を10基30門搭載し、シンプルな火力をもってこちらを圧倒する。
シンプルな大艦巨砲主義的な超兵器という意味では第1作の荒覇吐の後継にあたるかもしれない。
弱点はシンプルに火力と装甲に特化している分速力が36ktと比較的平凡であるところである。
PC版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』の播磨
C-10「砲煙弾雨」で初登場。東京周辺の沿岸砲台を40%以上破壊すると出現する。
「播磨」単体でも絶大な火力を有するのに対し、周辺海域には長門型戦艦や重雷装巡洋艦といった強敵が多数展開している。比較的序盤で交戦することもあって苦戦は必至。
日本本土爆撃を試みた米軍の爆撃機100機をたった1隻で撃沈したとされているが、実際に交戦するとことのほか対空火力が弱く航空攻撃もある程度有効である。
E-03「アリューシャンに日は沈む」でも港湾施設を70%破壊すると出現する。
こちらは超怪力線照射装置を搭載した改良型であり、巨体に似合わない急旋回で魚雷を回避することも。
また周辺海域には強力なルイジアナ級戦艦を含む米艦隊も展開しており、港湾施設を攻撃する際にこちらと交戦する必要もある。
超播磨
α-07「轟く産声」に登場する強化型。
主砲塔の数が10基に増えており、副砲も25.4cm砲に強化されるなど火力も増強しているが、最大の特徴は一定以上ダメージを受けると発動する「実弾防御装甲」。
艦全体に巨大な銀色のバリアを展開し、実弾に対する防御力が大幅に向上する。ただしこの状態では主砲が使えなくなってしまうようで、ミサイルや魚雷を主体とした攻撃に切り替える。編成値によってはエレクトロンレーザーを搭載していることも。
PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』のハリマ
本作では「東亜の魔神」という異名がある。
C-07「双胴の悪魔」に登場する。
強大な火力と防御力を有するのは同じだが、甲板の防御力が弱く艦橋あたりを狙って攻撃すると比較的楽に撃破できる。
PS2版『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー』のハリマ
E-09「鬼の双角を断つ!」で登場。PC版のデュアルクレイターの登場ステージにタイトルが似ているが特に関係はない。
耐久力と防御力は本作最強クラスの強敵であり、難易度次第では防御重力場を搭載しさらに防御力が向上している。
砲撃頻度も高く気を抜くとそれなりに強力な戦艦でも撃沈される恐れがある。
WSG同様甲板の防御が比較的弱いため航空攻撃が有効。
G-06「巨砲の祭典」にも登場。敵味方入り混じっての砲撃戦に乱入してくる。ここの敵艦は全て電磁防壁を装備しているため実弾兵器で挑む必要がある。大艦巨砲主義は男のロマンです!
PC版『鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー』の播磨
I-07「砲煙の影から迫る鬼気」に登場。港湾施設を20%破壊すると四国南方海上、土佐湾沖に出現する。
過去作品と比べて後半に交戦するものの、大和型戦艦や13号艦型巡洋戦艦といった強力な戦艦を引き連れており、正面から挑むと苦戦は必至。
またデフォルトで怪力線照射装置を装備している。
対潜装備が少ないため潜水艦で挑むと楽に戦える。
PS2/PSP版『ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮』のハリマ
イタリア解放を目指す解放軍にウィルキア帝国軍が差し向けた刺客として登場。
ただし日本ルートでの描写からウィルキア帝国の支援を受けた日本が開発した超兵器の可能性もある。
MED-C-350「双頭の巨人」で交戦。例によって主砲の火力は絶大であり、回避が困難となる接近戦は危険。
さらにPSP版では火力が大幅に強化されており、この段階で建造できる艦では一撃轟沈は免れないほど。