概要
特にゲーム内のキャラクターから「あんなもの」と呼ばれたものを指す。
後述の通り、同シリーズでは該当する巨大兵器が多数登場しており、製作スタッフが意識しているかは不明ながら、一種のお約束と化している。
またはそれを由来として、「球状で飛行能力を有する物」を指してこう呼ぶ事がある。
B988a M-type(アーマード・コア3)
初代「あんなもの」。
ミッション「下水溝調査」に登場した巨大な蜘蛛型の生体兵器。キサラギ社の下水道内に棲息しており、その見た目はホラーゲームと見紛うほどの不気味さを誇る。
撃破後にオペレーターのレイン・マイヤーズから「まさかあんな物がいるなんて・・」とコメントされている。
MG-AOxx/131α(アーマード・コア3 サイレントライン)
二代目「あんなもの」。
ミッション「新機能運用テスト」に登場する謎の飛行型巨大兵器。
ACより巨大な威容を誇りながら、バーニアを噴射して空を自在に飛行する様は2AAに登場したグレイクラウドの後継者とも言える。名前が非常に覚えづらいうえにゲーム中で名前が紹介されていない為、出現時にオペレーターのエマ・シアーズが「なんて事・・・あんなものまで・・」と発言したのが定着してしまった。
一見強そうに見えるが、実は上に飛び乗ってブレード滅多切りで瞬殺できる。爆雷ミサイルを使用すれば、わざわざこちらが飛んでいく必要もなく数発で沈む。機体上部に搭載した大口径グレネードを使用する際には構え動作が発生して停止するので、その隙に接近する事も可能。
よりによってACのジェネレーターを強化する実験中に現れたので、空中での機動力すらACに圧倒されてしまう。
所詮は「あんなもの」である。その見かけ倒しっぷりも含めての「あんなもの」呼ばわりなのかもしれない。ガンダムの「こんなもの」といい勝負である。
なおケータイ版の『ARMORED CORE MOBILE 4』ではラスボスを務めている。
レビヤタン(アーマード・コア ラストレイヴン)
ナービスが開発した飛行型巨大兵器。『アーマード・コア ネクサス』時点では未完成の固定砲台状態だったが、後にアライアンスによって完成され実戦投入された。
見た目はMG-AOxx/131αに似ているが、より機動力が高く、ECMや強力な火器を搭載している。しかし対処法を掴めば難しい相手ではない。やはり「あんなもの」程度の存在である。
意外と知られていないが、LRのミッション「拠点けん制攻撃」での出現時にオペレーターのシーラ・コードウェルから「あれは!?どこからあんなものを・・・」と驚かれている。
ソルディオス・オービット(アーマード・コア フォーアンサー)
「あんなものを浮かべて喜ぶか、変態どもが!」
ミッション「未確認AF撃破」に登場するアームズフォート。
量産型AFランドクラブにソルディオスのコジマキャノンEOを乗っけた、面妖な変態技術者ども謹製の品。上についてるソルディオス・キャノンを浮かべて喜ぶと、もれなくセレン・ヘイズから変態扱いされる。
場合によってはゲイヴンネタの取っ掛かりにされてしまう。
L.L.L(アーマード・コアV)
ストーリーミッション06で企業によってシティに投下されたが、その際にロザリィから「あんなもの街中に出してくるなんて!アイツら正気じゃないわよ!!」と悪態を吐かれている。AC3以来の蜘蛛型「あんなもの」とも言える。
こんなもの
一部タイトルでは「こんなもの」呼ばわりされる兵器が登場する。
また、ACV及びACVDでDLCのセレン、フィオナのCOMボイスを使用すると、オーバードウェポン起動時の音声でOWが「こんなもの」呼ばわりされる。
- アーマード・コア3 : D-C001-G(大仏)
- アーマード・コア ラストレイヴン : レビヤタン(量産型)
ヘンなの(アーマード・コア ヴァーディクト デイ)
ミッション4に登場する兵器「To-605A」をマグノリアと財団が「ヘンなの」呼ばわりした。
財団が保有する兵器の数々はタワーから持ち出した物のために奇天烈な外見と奇想天外な攻撃方法を持っており、まさしく「ヘンなの」である。
ネット上ではTo-605Aは「メカゴーマ」、GREY LOTUSは「フレンチクルーラー」と呼ばれている。
日本がやってくれました
名前は、まんま「球形飛行体」。
コジマキャノンは搭載しないものの、立派に自立飛行しています。
材料費は11万円程度で、秋葉原のパーツショップでほぼ全て購入できるという。
球体であることを活かし、人工飛行体として前代未聞の「転倒状態からの飛行」をやってのける性能を持つ。