概要
(注)人物イラストがいくつかあるが、公式には性別・容姿に関する設定は存在しない。
人物像
乗機は火力と取り回しが両立したバズーカ、ハンドグレネードを装備した中量二脚型 ACの「グラッジ」。
家族を皆殺しにしたレイヴンに復讐するためアリーナに参戦するレイヴン。
「カラードネイル」とは「付け爪」という意味。「グラッジ」とは恨み、遺恨という意味。
カラードネイルは幼い頃に「ゼロ」というレイヴンに家族を皆殺しにされ、ゼロに復讐したい一心でレイヴンとなりアリーナに参戦している。操縦技量に荒削りな所があるものの、復讐へと燃える闘争心は一級で、ほとんど負けていないらしく怒涛の勢いでランクを駆け上がっている。「ゼロ」に挑戦するためのAランク3位はかなりの高ランク、しかしそこににたどり着く日は近いだろうと作中ではかなり高く評価されている。
そんなカラードネイルがランク上昇しているさなか、突然背後をそれ以上の速度で追い上げてくるレイヴンが現れる、レイヴン(プレイヤー)である。ゼロを倒すためには負けて順位を落とすわけにはいかないカラードネイル。牽制か、自身を鼓舞するためなのか、挑戦される前にレイヴン(プレイヤー)にメールを送ってくる。
カラードネイル「最近順位を上げてきているようだな。しかし、それもここまでだ。わたしはゼロを倒し、この恨みを晴らすまで、誰にも負けることはできない。それが、どんな相手でも。」
関連人物
カラードネイルの復讐相手はAランク2位のレイヴン「ゼロ」、乗機は逆関節型AC「クラッシング」。
「ゼロ」とは何も存在しない、空位という意味、「クラッシング」とは粉砕音または崩壊音という意味。
レイヴン(傭兵)としての経歴がかなり長いらしく、それだけでなくアリーナの上位に長年君臨し続ける強豪でもある。火力の高い兵装を駆使して敵を破壊しつくす、以前と全く変わらぬ戦闘スタイルでコアなファンに根強い人気を博している。自分に対して恨みを抱くカラードネイルの存在を知り、その対戦を楽しみにしているらしい。
機体色は全体が赤色の逆関節型AC。四枚の翼を持つ青い天使が赤い0(零)を掴んでいるというエンブレム。
比較的軽い機体構成ながらハンドグレネード、ガトリングのダブルトリガーにEO(自動射撃する子機)で接近戦における非常に高い火力を持ち、追加弾薬で継戦力を維持している。
ゲーム中では
アリーナ、Cランク3位のランカーとして登場。
EXアリーナでは一体何があったのか復讐相手の「ゼロ」と組んでいる。「ゼロ」の背中を狙っているのか?両者の間で何かあったのか?答えはあなたのフロム脳が紡ぎ出す。
両者ともできるだけ火力と機動力を両立された武装で近距離射撃戦をしてくるため、うかつに接近を許すと乱射で動きを止められて蜂の巣にされる。
搭乗機:グラッジ
両手にバズーカとハンドグレネード、両肩には追加弾薬という装備構成。
機体は一見オーソドックスな中量二脚型だが、脚部以外のパーツ類は軽量なもので構成されていて機動力も高い。
グラッジの頭部、コア、腕、ハンドグレネードは「ゼロ」と同じパーツを使っていて、予備弾薬も積んでいる等「ゼロの機体を模した」機体となっている。
機体色は全体が緑色の中量二脚型AC。エンブレムはゼロのエンブレム「四枚の翼を持つ天使が0(零)を掴んでいる」を巨大な手が握り潰し破壊している絵柄。
バズーカ、ハンドグレネードは火力と衝撃に優れた手持ち武装で、肩武器よりも軽量かつダブルトリガーができる。大型の予備弾薬を積むことで弾数の少なさをカバーしており火力・機動力の両立がされている。欠点は戦闘方法と戦闘距離が限られていることで、中・遠距離武装がなく、デコイやミサイル迎撃等の補助装備も一切ないこと。
接近しながらバズーカ連射で足止め、近距離では飛び上がりながらハンドグレネードとEO(自動射撃する子機)という戦法。生半可な機動力の機体で後退しながら射撃するとバズーカで固められて接近され、ハンドグレネードと合わせて吹き飛ばされる。
対策、カラードネイルの武装は近距離戦でしか性能を発揮できず弾速も遅いので、近寄らず旋回勝負に持ち込んで射撃、あるいは一気に離れて遠距離ミサイル攻撃すれば労無く勝てる。
機体構成の違いは?
カラードネイルは「幼い頃に一度だけ見た」ゼロの機体を模した機体「グラッジ」に搭乗している。アリーナ(闘技場)という衆人環視のエンターテイメントイベントに長年度々登場している人気レイヴン「ゼロ」、カラードネイル自身もアリーナに参加している以上何度も「ゼロ」の機体「クラッシング」を見ているはずである。しかし、グラッジとクラッシングの機体構成は一部武装や特に脚部が大きく異なっている、何故なのか?
ゼロの紹介欄には「火力の高い兵装を駆使して敵を破壊しつくす、以前と全く変わらぬ戦闘スタイル」とあり、以前と戦闘スタイルは変わっていない→つまり何かを変えた(変わった)けど戦闘スタイルは一緒とも読める。そのことから「ゼロ」はカラードネイルが幼い頃とは機体構成を変更かアップデートしている可能性がある。時は経ちゼロの機体は変わっていても、カラードネイルは当時の意趣返しのためにかつてのゼロの機体で挑むつもりなのだろう。
二次創作について
設定や声もないので性別は不明である。しかし、一人称が「わたし」、レイヴン名がカラードネイル=付け爪なのでプレイヤーの間では性別は女性だろうという見解が多数を占める。
ストーリー本編には登場しないアリーナだけのレイヴンの割には人気があったキャラクターであり、復讐に燃える女性、ACMOAの主人公を思い起こさせるといった題材にしやすい設定等からネット上にて二次創作小説、イラストなどが創作された。
現在でもごく少数ながらフロム脳によって描かれた人物イラストがpixivでは見受けられる。復讐相手の「ゼロ」や、アリーナ限定のレイヴン達と登場することが多い。
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