概要
1926年5月30日生まれ、東京府豊多摩郡出身。通称「ナベツネ」。
株式会社読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆や株式会社読売巨人軍代表取締役会長を務める。
日本の巨大メディアグループを率いる立場からメディア業界に大きな影響力を有する。また政治部出身の渡邉は記者時代に中曽根康弘と強固な関係を築きそのブレーンとして活躍、以降も政界に対し影響力を有し続けている。さらに読売巨人軍の代表取締役でもあるため、野球界に対してもその手腕を行使していた。
2018年11月16日、同年8月ごろより入院していた渡邉が危篤状態に陥った、死去したとのデマが発生した。特定のジャーナリストと著述家が拡散元となり翌11月17日にはツイッターのトレンドに「ナベツネ」が浮上するなどしたが読売はもちろん他のメディアも報じることはなかった。その後11月22日に有田芳生が健在とツイート、11月27日以降に死亡説を否定する記事が出始めたことからデマと確定した。
ハイデガーとの関わり
青年期には哲学者のハイデガーを尊敬しており、特装版の「存在と時間」も所持しているらしいが、国家社会主義ドイツ労働者党政権の誕生後、同党に入党し、学生たちにもヒトラー支持を呼びかけたと知るや失望し、二度とその特装版の書物を開くこともなくなったという。