概要
このゲームは2011年9月29日に開始されたオンラインのターン制シミュレーションRPG( 基本無料 )であり、特色としてキャラクター画像、台詞、プロフィール、装備の名前などをプレイヤーが全て自由に設定することができ、自分のオリジナルキャラクターをゲームに登場させることができ、さらになりきり等も可能である。
プラットフォーム
サクセス自社の2種類のサーバおよびもう一つのサーバが存在する。
他社の展開
他プラットフォームへの提供としてハンゲーム( Sunshine )およびmixi( Moonlight )のプラットフォームで展開されている。後にニコニコアプリ( ニコニコ動画のゲーム部門、Moonlight )/myGAMECITY( Sunshine )への提供が開始された。また、DLSite.comのゲーム部門サイトであるにじよめ向けのR-18サーバ( Nightfall )が存在する。
システム
このゲームにおいてプレイヤーは特色のある5つの国のいずれかに所属し、3ヶ月周期で各陣営の戦力を争う。
キャラクターメイキング
キャラメイクの自由度の高さが特徴で、名前/スキル/能力値/装備名/プロフィール/決めゼリフ/カットインセリフ……などなど、一般的なRPGで想定される項目を、全て自分で設定することが可能となっている。武器・攻撃の名称、行動時のセリフ、さらに自由記入欄に詳細を書き込むことで、戦闘スタイル( 例えば「前に出て敵を殴る」「少し後ろから魔法や飛び道具を使う」「味方を支援する」「敵を妨害する」などいろいろ役割が存在する )、性格、バックボーンなど、あらゆる設定をゲーム上で表現できるようになっている。当然、オートで決めるモードも存在しているため、面倒なことは何もない、と思ってもいい。当然、スキルなどを大量に所有し、スキルポイントが高いキャラクターや逆にスキルなどが少ないキャラクターが存在することになるが、バランスはとれるようになっている。
キャラクターのレベル
キャラクターにはレベルが存在し、行動を行うことにより取得される経験値により上昇する。レベルが上がることにより能力値に割り振るポイントと特定のレベルではスキルが入手できる。レベルの上限は30であるが、割と速やかに上がる。レベルが30になると転生が可能となる。一回転生するごとに全能力値に1の補正と、スキル一つを得ることが可能となる。
画像のアップロード
さらに、アイコン、例えば部隊用画像、顔画像と全身画像などが豊富に準備され、さらにコンテストなどにより増加しているが、気に入ったものがない場合、英雄キャラクタージェネレーター( 外部リンク )や3Dモデルを使ったジェネレータ( ゲーム内に存在 )で作成したり、自作の作品や許諾されたものをシステムにアップロード可能となっている。これにより上記のものやカットイン用にgifアニメーションなどを登場させることがある。ただし一定の制限が存在し著作権や年齢制限などの理由により削除されることがある。
戦闘
戦闘は10キャラクターまでを指定し遠征、あるいは防衛を行う形式となっている。この際、キャラクターのコストの制限が存在し、キャラクター作成時に使用したスキルポイントの合計値( ちなみに最小値は50となっている )であり、総合計「1000まで」となっている。ここで「スキルを大量に取得したキャラクター」が使いづらくなるようになっている。また、NPCが追加されることがある。
キャラクターの雇用
このゲームでは、主人公であるキャラクターのほかに通常2名キャラクターを作成することが可能( 課金により2名追加可能 )であり、そのほかチュートリアルに登場した5人が部隊に在籍している。基本的に人数が多いほど有利となるため、他プレイヤーの同じ陣営に所属するキャラクターを自分の部隊に雇用することが可能となっている。
雇用のメリット
雇用にはゲーム内のお金がかかり、金額はコストとレベル、転生回数に依存している。雇用されることにより「絆」という値が増加し、ステータスに補正がかかるようになる。そのため多くのプレイヤーに雇用される人気のキャラクターはそれだけ補正がかかるようになる。ただし、能力のプレイヤーにより異なるため、「すべてのプレイヤーが満足するキャラクター」は作成できない。
関連イベント
このゲームに関してはイラストに関するコンテストを各所で開催している。今まで行われたコンテストの結果はコンテストギャラリーで閲覧可能となっている。
pixiv
【公式企画】「英雄クロニクル」イラストコンテスト( リンク切れ )2011年10月4日(火)~2011年11月4日(金)、pixiv上で公式イラストコンテストを開催、このコンテストは「オリジナルキャラクター部門」「NPC部門」の2部門。いずれも優秀作品のイラストはゲームに採用された。このコンテストに必要であったタグは英雄NPCおよび英雄オリジナルであり、オリジナル部門はアイコンとして利用可能である。
派生ゲーム
このゲームのスピンオフとしてRPG版である英雄RPG 聖域の冒険者( 英雄RPG )が2015年8月25日より2016年8月25日まで提供されていた。
pixivにおいて
このゲーム黒歴史作成ツールと一部で言われるようなゲームではあるが、かなり人気があり、3000以上の作品が存在し、200件程度のR-18等の作品を含む。これらは過去行われたコンテストの応募作品や、うちの子やほかのキャラクターのイラストを投稿したもの、さらに小説投稿機能においてはSSが150件ほど投稿されている。
関連項目
サクセス(ゲームメーカー) ブラウザゲーム シミュレーションRPG