概要
CV:木村昴
初登場は第10話。
トリケラトプス種ゾイドのトリケラドゴスを相棒ゾイドにするサングラスとぽっちゃり体型が特徴的なノリとお金と音楽が欠かせないお調子者な性格の持ち主のフリーダム団の一人。ラップを歌うかのような口調が特徴だが、普通に喋る時もある。
(そのノリの良さからアラシからはRAP隊と仲良くできそうと思われている)
猿回しの如くトリケラに芸をさせて路銀稼ぎと金儲けをしながらあちこちを旅している。ゾイドを金儲けの道具にしていることについては、アラシから反感を買ったが、本人曰く「トリケラも納得している」らしい。(実際、トリケラ自身も嫌がったり、逆らったりするような素振りは見せていない為、事実である模様)
人から何かを頼まれると、どんなに些細なことでも必ず高額な金銭を要求し、払えないなら素っ気なく断る等、とにかくがめつい守銭奴。また、夢について語るアラシに対して「夢じゃ食っていけない」と言ったり、「金にならないことはしない」ときっぱり言い張って、町の危機にも平然と昼寝をかます等、一見すると振る舞いとは裏腹な薄情者の現実主義者に思われるが、ゾイドに轢かれそうになった少女と猫を助けたり、町に迷い込んだ野生のラプトールを森まで誘導するのに協力する等、正義感が全くない訳では無い。
さらに、アラシから「金より大切なものもあるんだぞ!」と言われて「そんなのわかってるさ」と小声で呟いていた他、ロケットペンダントを首にかけ、時折その中の一人の少女の写真を意味深に見つめる等、何やらワケありな模様。
一度は金儲けの為と言い、フリーダム団加入の誘いを断ってしまう。
その後第24話にて久しぶりに登場。故郷の「キンコ」近辺では悪党達から奪った金銭を貧民に分けていることから「正義のゾイドギャング」として有名になっていた。
またこの話にて風土病である「キンコ咳」を患う妹「ラーユ」の存在も明かされ、金儲けにこだわる理由が妹の病気を治す薬代を稼ぐためであったことも判明した。(ちなみにロケットペンダントの中の写真の少女は妹のラーユである)
しかし、値上がりを続ける薬を手に入れることが難しくなっていき、遂には…
余談
主人公チームの一人だが、彼がOP、EDに登場するようになったのは2クール目から。
また、各種メディアで最初期メンバーと紹介されながら初登場が10話と遅く、一度フリーダム団への加入を断った為レギュラーにならず、そこから14話経ってようやく再登場した。さながら、最初期のペンネにも似た境遇である。(最もあちらは伏線の意味もあったのだが…)
ライバル関係なアラシとドレイク、弱味を握られキャビアの管理する研究施設に収容されていたオニギリ、フォアグラに無理矢理従わされていたペンネと、他のフリーダム団員はデスメタル四天王と何かしらの因縁があるが、彼もまたトリュフに利用されている節があるなど全員がそれぞれデスメタル四天王と因縁がある関係となっている。