生態
和名 | アメリケシャコガニ |
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分類 | アナジャコ科 |
概要
シャコ特有の眼と鎌からシャコの仲間と思われがちだが実はヤドカリの仲間。本来の貝殻の生活から掘った穴に生活の場を移した種らしい。鎌に見えるのも本来ハサミであったものがヒレ状に変化したもの。巣のそばを通りかかった小動物を引きずり込んで食べる。また、大きい個体と小さい個体が存在する。
赤い甲殻に包まれた前半分は極めて強固で、ダメージが一切通らない。逆に巣穴に隠れている後ろ半分は非常に柔らかい。巣の近くを通ると顔を出し、近くにいる相手に狙いを定めて飛び出してくる。動き回ると狙いを定めきれないのか、なかなか飛び出してこない。また、飛び出す直前になると前足の動きが速くなる。そこそこ離れた場所まで狙ってくるため、引き付けて突撃を躱し、巣に戻ろうとする所を叩くのが鉄則。
ルーイメモによると、形の小さいものをてんぷらにすると美味しく頂けるようだ。