シャコモドキ
しゃこもどき
通称 | シャコモドキ |
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和名 | アメリケシャコガニ |
学名 | Camabarus rustica |
科目 | アナジャコ科 |
活動時間 | 昼 |
重さ | 5 |
価値 | 3ポコ(2)、30ポコ(3)、5キラ(4) |
増える数 | 8(2~3)、5(4) |
弱点 | お尻 |
体長 | 68mm |
ピクミン2で初登場した原生生物。
シャコ特有の眼と鎌を持っているが実は貝殻を背負う生活から自ら穴を掘って巣を作る定住生活を始めたヤドカリの仲間。シャコとヤドカリの二種の特徴を持っており、中央に帯状の領域がある複眼、鎌状になった前足のハサミ、ヒレ状に平たくなった歩脚などシャコの形質が強めだが、甲羅に覆われてない腹部は間違いなくヤドカリのそれである。
普段は穴の中に身を潜め、巣のそばを小動物が通りかかると顔を出し勢いよく飛び出し獲物を捕らえ、そのまま巣に引きずり込んで食べる(ピクミンガーデンによると剥き出しの腹部で巣穴を蹴っているらしい)。穴は地下でつながっているので餌を取ったり、天敵から逃れるために穴から穴へ移動することもある。こうした進化は、慢性的な貝殻不足によるものと考えられている。
地域によってはハサミが垂れていたり、大きさが一回り以上違うこともある。
ピクミン3以降にも続投された他、近縁種のデメジャコが登場した。
生態は変わらないが上半身はリアルな甲殻類らしくなり、ハサミは平たい鎌状から普通のハサミに変化、下半身も海老の剥き身のように赤みを帯びて美味しそうな外見に変化した。
ピクミンを一度目の突進で捕食した時と失敗して再度の突進で捕食した時で鳴き声が異なり、後者の方が嬉しそうに聞こえるのが特徴。
なお3においては上半身にもダメージが通るようになった為、ピクミンが捕まってしまってもゴリ押しで救出できることも多い。
ルーイメモによると、形の小さいものをてんぷらにすると美味しく頂けるようだ。
赤い甲殻に包まれた上半身は極めて強固だが、下半身は非常に柔らかい。巣の近くを通ると顔を出し、近くにいる相手に狙いを定めて飛び出してくる。しかし、動き回ると狙いを定めきれないのかなかなか飛び出してこない。また、飛び出す直前になると前足の動きが速くなる。そこそこ離れた場所まで突っ込んでくるため、突撃を引き付けてかわし、巣に戻ろうとする所を叩くのが基本。リーダーが囮になるのもあり。
海外版ピクミン2のパッケージには「巨大なシャコモドキがキャプテン・オリマーやルーイ、ピクミンらに襲い掛かる光景」を描いた粘土ジオラマが採用された。
当初は本物のロブスターの甲殻を使って再現するつもりだったが、ロブスターが手に入らず、かわりにオマール海老を使ってジオラマを作り始めたところ、プロデューサーから「リアル過ぎてピクミン2の世界観に合わない」とダメ出しをされ没となり、結局シャコモドキも粘土で製作する羽目になったという裏話が語られている。